内容紹介
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目次
- 目次
- 一九六〇年代
- 1 宗教政党と民主主義
- 一 近代国家の世俗性と宗教
- 二 自由と寛容の理念と宗教
- 三 現代宗教政党の問題状況
- 四 宗教政党としての公明党
- 五 公明党の仏法民主主義
- 2 現代日本の政治神話
- 一 政治神話とは何か
- 二 ナショナリズムの政治神話
- 三 《合意の支配》の政治神話
- 四 経済の繁栄と福祉の神話
- 五 政治的《非神話化》の展望
- 3 デモクラシーの国民教育
- 一 戦後日本の精神的機軸
- 二 教育統制のなかの人間像
- 三 《日本市民》のための政治教育
- 四 革新教育の自己革新
- 4 現代デモクラシーの思想と行動
- 一 《直接》民主主義の精神
- 二 《院外野党》運動の論理
- 三 《市民的不服従》の原理
- 四 《非暴力直接行動》の倫理
- 付論 制度を踏破する《長征》
- 一九七〇年代
- 5 良心的兵役拒否の思想
- 一 良心的兵役拒否への問い
- 二 兵役拒否の《良心的》根拠
- 三 《政治的》兵役拒否の運動
- 四 《選択的》兵役拒否の思想
- 6 国家と宗教 ヤスクニ問題の思想的文脈
- 一 精神的自由と政教分離
- 二 ヤスクニ問題と《日本神学》
- 三 国民道義と個人良心
- 四 国家忠誠と忠誠相剋
- 五 ヤスクニ問題と戦争責任
- 7 祖国のための死とは何か
- 一 擬似《宗教国家》の思想
- 二 ヤスクニ問題の本質
- 三 公明党と政教分離
- 一九八〇年代
- 8 いま日本人であること
- 一 日本人論ブーム
- 二 現代ナショナリズムの問題
- 三 日本人のアイデンティティ
- 四 ヤスクニ問題の意味するもの
- 五 精神風土の変革のために ―つの手がかり
- 9 新しい生き方を求めて
- 一 生きるということ エーリヒ・フロムの問い
- 二 時のしるしを見る
- 三 価値の転換のために ―つの手がかり
- 四 対抗文化をつくる
- 五 断ちものの思想
- 10 希望としての教育 若き教師たちへ
- 一 日本の教育のゆくえ
- 二 社会体制と学校教育
- 三 学歴社会と学校ファシズム
- 四 教育の原点を問う
- 五 読書指導の経験から
- 六 教師であるということ
- 七 希望としての教育
- 一九九〇年代
- 11 国家と宗教・再論 比較思想史の視点から
- 一 《神的王権》の政治宗教 古代オリエントの場合
- 二 現代独裁の政治宗教 ナチ・ドイツの場合
- 三 象徴天皇制と大嘗祭
- 四 市民宗教論と大嘗祭
- 二〇〇〇年代
- 12 「日の丸・君が代」を考える 思想・良心・信教の自由の観点から
- 一 戦時下の経験 一つの国際比較
- 二 法制化とコンフォーミズム
- 三 象徴儀礼の強制に抗して 《ハイル・ヒトラー》のヴァリエーション
- 四 抵抗の原点 思想・良心・信教の自由
- 13 日本国憲法前文を読み直す
- 一 われわれは今どこに立っているか 《解釈》改憲から《抱き合わせ》改憲ヘ
- 二 日本国憲法前文をもう一度読む 《つまみ食い》でなく《コンテクスト》に即して
- 三 憲法パトリオティズムを考える 憲法《改定》と教育基本法《改定》に代わるもの
- あとがき 解説と解題に代えて
製品情報
製品名 | 宮田光雄思想史論集7:同時代史論 |
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著者名 | 著:宮田 光雄 |