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ウェーバーと近代

官僚制、カリスマ的支配、理念型、合理化。卓越した分析力で、近代社会を読み解くキーターム群を生みだし、社会科学に圧倒的な影響を与えたウェーバー。
人間精神から社会システムまで、古代から近代、ヨーロッパからアジアにまたがる広大な知の領域を精査し政治・経済・法・社会学から歴史・宗教学におよぶ壮大な業績を残した巨人が創始した社会科学への格好の入門書。

【目次】
目次
第一部 近代的精神構造
一 学問とは何か
一 はじめに 学問と人間
二 リッカートのヨーロッパ精神構造論
三 主知主義
四 ウェーバーの学問論
五 むすび 学問の意味
二 禁欲と自然主義
一 問題の限定
二 “禁欲”へのアプローチ 晩年の二つの講演
三 禁欲と自然主義
四 結び ウェーバーの思想的状況
三 学問と政治
一 はじめに
二 ウェーバー的主体
三 主体の対象化
第二部 近代市民社会 一つの歴史像
四 近代化
一 まえおき
二 マルクスと商品
三 ウェーバーと品位
四 近代化のパースペクティヴ
五 ウェーバー的主体
五 近代と古代 ヨーロッパの形成
一 はじめに
二 近代化という言葉について
三 ウェーバーにおける“近代”のモメント
四 ウェーバー・シンポジウム
五 近代観の由来
六 ウェーバーにおける近代と古代 『古代農業事情』をめぐって
後記