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戦前・「家」の思想

敗戦をへて日本の家・家族は大きく変貌した。戦前の「家」は解体したのか。その理念はどうなったのか。交錯する国と家の役割とは?

【目次】
はしがき
序説 家庭見直し論のなかで
1 状況の持続と変貌
2 四つの家庭見直し論
一 解体される実体と強化される理念
1 撹拌される「家」と村
2 国に吸引されてゆく「家」
3 すすむ擬制化
4 扮装をはぎとるもの
二 再編される実体と理念
1 「中流」幻想の析出と動揺
2 「家」の無化への想念
3 「美俗」の修復
4 「母」の聖化