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西ドイツの土地法と日本の土地法

確固たる体系を持つ西ドイツ土地法を手がかりに、わが国現行土地法(公法)の持つ特徴と問題点を剔抉し、その克服の道を明示する。

【目次より】
はしがき
第一部 建築の自由と土地利用規制 西ドイツ法の場合
I 建築の自由と土地利用規制
I 西ドイツの国土整備計画法制 都市的土地利用と農村的土地利用との調整を中心として
III  プロイセンの住宅地新開発規制立法AAnsiedlungsgesetzgebung)について 西ドイツ都市建設法制におけるAussenbereichの概念とその沿革
IV 財産権の保障とその限界 ボン基本法下三〇年の西ドイツ公法学におけるその一断面
第二部 土地と財産権保障 日本法の場合
I 日本国憲法と財産権保障 土地所有権を中心として
II 公共用地の強制的取得と現代公法 関連諸利益の取扱い方を中心として
III 残地補償と起業利益ならびに事業損失との関係について
IV 公共用地の任意買収と土地収用との相互関係について
V 土地区画整理制度と財産権保障 いわゆる「無償減歩」をめぐって
VI 土地所有権の制限と損失補償
II 我国地区計画制度の性格 西ドイツ地区詳細計画(Bプラン)制度との対比におけるその特色と問題点
VIII 不動産取引の公法的規制 土地売買の認可制度を中心として