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民法論文集

物権法の研究に独自の体系を築いた著者が多年にわたる研究過程でものした論稿(担保物権法を除く)を集大成したもの。

【目次より】
はしがき
第一章 財産権
第一節 現代における財産と財産権
第二節 財産法における「権利濫用」理論の機能
第三節 土地収用と所有権
第四節 フランス法における不動産委棄の制度
第五節 物権と債権のわけ方
第二章 物権変動
第一節 所有権移転
第二節 所有権の捲き戻し的変動
第三節 民法一七七条の「対抗スルコトヲ得ス」の意味
第四節 即時取得
第五節 共同相続と物権変動
第三章 占有権
第一節 占有訴権制度の存在理由
第二節 「平穏な占有」ないし「強暴な占有」
第三節 占有権の相続
第四章 用益物権
第一節 制限借地権
第二節 地上権
〔地上権の内容〕〔地代の支払義務〕〔相隣関係の規定の準用〕〔地上権の存続期間〕〔収去権〕〔区分地上権〕
第三節 区分所有建物敷地の借地権準共有について
第四節 もと一筆の土地の一部の譲渡ないし転貸と囲繞地通行権
第五節 抵当権に劣後する用益権の処遇
補注