民法論文集4:親族法・相続法の研究

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民法論文集4:親族法・相続法の研究
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内容紹介

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目次

  • はしがき
  • 第一編 親族法
  • 第一章 総論
  • 第一節 近代ドイツにおける家族法
  • 一 二 前史 三 プロイセン普通ラント法 四 ドイツ民法典 五 むすび
  • 第二節 各国の身分登録制度 戸籍編製の原理に関する比較法的研究
  • 一 二 ヨーロッパ戸籍法の歴史 三 比較法 四 わが旧戸籍法の特異性とその意義 五 比較法的にみたわが新戸籍法
  • 第三節 西独における学生選挙権の所在
  • 第二章 婚姻法および親子法
  • 第一節 「夫婦共同生活における決裁権」をめぐる西ドイツにおける論争
  • 一 二 「夫婦共同生活における決裁権」をめぐる論争 三 むすび
  • 第二節 夫婦財産契約の対抗力
  • 一 二 夫婦間での効力 三 夫婦の承継人に対する対抗力 四 第三者に対する対抗力
  • 第三節 実親子関係の存否と血縁の要素
  • 一 民法の法文における血縁主義の例外 二 学説による血縁主義の拡充 三 血緑主義の徹底の不可能 四 副次的要素としての当事者の意思 五 むすび
  • 第四節 家事審判法二三条の審判制度と身分権の処分
  • 第三章 扶養法
  • 第一節 「生活保持義務」と「生活扶助義務」
  • 一 二 当事者間の法律関係についての差異 三 生活保持義務は当然に発生するか 四 扶養の程度について 五 むすび
  • 第二節 義務者多数の扶養の全部義務的性質について
  • 一 義務者多数の場合の扶養請求の手順 二 若干の学説 三 連帯債務説の妥当範囲 四 附言
  • 第三節 戦傷病者戦没者遺族等援護法雑考
  • 一 二 立法趣旨の推察 三 受給遺族の範囲に関する解釈上の疑問 四 年金の競合と選択の効果
  • 第二編 相続法
  • 第一節 相続回復請求制度の雲散
  • 一 二 少数意見=対共同相続人不適用説 三 多数意見=対悪意者不適用説 四 八八四条の死文化傾向 五 相続回復請求制度自体の消滅
  • 第二節 相続回復請求権の放棄 大審院昭和一三年七月二六日判決(民集一七巻一六号一四八一頁)の評釈
  • 一 事実の概要 二 判旨 三 解説
  • 第三節 相続人の地位の重複
  • 一 二重の親族関係の発生原因 二 二つの相続資格を併せ主張しうるか 三 一方の相続資格のみの放棄の可否 四 相続人廃除の効力
  • 第四節 寄与分権の性質
  • 一 二 非相続人の寄与の取扱 三 寄与相続人の権利の性質 四 相続法上の諸制度との関連
  • 第五節 共同相続人中の一人の他の共同相続人に対する遣留分減殺請求権行使
  • 一 問題の提起 二 遺留分侵害の形態 三 減殺請求の相手方
  • 第三編 附 三人の偉大な民法学者
  • 第一章 鳩山秀夫
  • 一 二 生い立ち 三 鳩山民法学の特徴 四 全盛時代 五 転回の悩み・終焉 六 むすび
  • 第二章 我妻栄 我妻「成人教室」受講者の一人として
  • 第三章 中川善之助 中川先生における相続と取引秩序
  • 一 中川先生において相続法学の占める地位 二 中川相続法学の時代区分 三 財産法とのかかわりあいを取り上げることの意味 四 相続と対抗問題について 五 共同相続人の一人による不動産譲渡について 六 共同相続財産合有論について 七 中川相続法学のその他の側面

製品情報

製品名 民法論文集4:親族法・相続法の研究
著者名 著:鈴木 禄弥

著者紹介

著:鈴木 禄弥(スズキ ロクヤ)

1923~ 2006年。法学者。東北大学名誉教授、東海大学客員名誉教授。東京大学法学部法律学科卒業。法学博士(東京大学)。専門は民法。法学博士(東京大学、1961年)
著書に、『民法総則講義』、『物権法講義』、『債権法講義』、『親族法講義』、『相続法講義』などがある。

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