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キリスト論

マルコ、パウロ、ヨハネらは、イエス・キリストをどう見ていたのか? という問いに対して、聖書学の立場から学問的水準を保ちつつ、真のイエスの姿を新約聖書の中に把握した問題提起の書。

【目次より】
目次
序論
問題の選択
信仰の立場
学問の立場
人の子
問題をめぐって
旧約の背景
「人の子」出所一覧
試金石の箇所
来たるべき「人の子」
受難の予告
地上の「人の子」
キリスト論上の結論
マルコ
序論
メシヤの秘密
復活とその前触れ
受難の記述
権威あるイエス
結論に代えて
パウロ
パウロの生涯
パウロの”福音”(ロマ1・2-4)
終末のキリスト
信者からキリストへ
普遍性
万物の支配者
御子
ヘブル人への手紙
手紙の概況
メルキゼデク型の大司祭
兄貴としての大司祭
ヘブル書はわれわれに何を教えるか
ヨハネ
序論
イエスの時
栄光
真理
父と子
ヨハネ福音書の序言
先在
アンチオケのイグナチオ
アレイオス
カルケドーン公会議
現代の視座に立って
受肉について
時間におけるキリスト
あとがき