「儒教と道教」既刊・関連作品一覧

  • 電子のみ
儒教と道教

20世紀を代表する社会学者のウェーバーによる、儒教と道教をめぐる考察。都市、王、神と社会の関係について考察した興味深い一冊。

【目次】 
凡例
第一章 社会学的基礎――その一 都市、君侯、および神
一 貨幣制度
二 都市とギルド
三 近東との比較からみた君侯の行政と神の観念
四 中央君主のカリスマ的司祭的地位
第二章 社会学的基礎――その二 封建的国家と俸禄的国家
一 レーエン制の世襲カリスマ的性格
二 官僚制統一国家の復興
三 中央政府と地方官吏
四 公共の負担――徭役国家と租税国家
五 官吏階級の徴税の一括化
第三章 社会学的基礎――その三 行政と農業制度
一 封建制度と財政制度
二 軍隊制度と王安石の改革の試み
三 国庫的農民保護と、農業に対するその成果
第四章 社会学的基礎――その四 自治、法律、および資本主義
一 資本主義的依存関係の欠如
二 氏族組織
三 村落の自治
四 経済関係の氏族的拘束
五 法の家産性的構造
第五章 読書人身分
一 中国的ヒューマニズムの儀礼偏重主義的、行政技術傾向的性格。平和主義への転化
二 孔子
三 試験制度の発展
四 社会学的な教育類型のうちにおける儒教的教育の地位
五 読書人階級の身分的性格。封建的名誉と学生的名誉
六 君子理想
七 官吏の威信
八 経済政策的見解
九 読書人階級の政敵、スルタン制と宦官
第六章 儒教的生活指針
一 官僚制と教権制
二 自然法と形式的法論理との欠如
三 自然科学的思惟の欠如
四 儒教の本質 
五 形而上学の無いことと儒教の内現世的性格
六 『礼節』の中央概念
七 恭順の念(孝)
八 経済心情と、専門家精神の拒否
九 君子理想
十 古典の意味
十一 正統説の史的展開
十二 初期の儒教の悲壮
十三 儒教の平和主義的傾向
第七章 正統と異端(道教)
一 中国における教義と儀礼
二 隠逸と老子
三 道と神秘主義
四 神秘主義の実際的帰結
五 正統と異端との学派対立
六 道教的長寿法
七 道教の教権制
八 中国における仏教の一般的地位
九 呪術の合理的体系化
十 道教の倫理
十一 中国の正統的および異端的倫理の伝統主義的性格
十二 中国における宗派と異端迫害
十三 太平[天国]の乱
十四 発展の結果
第八章 結論――儒教とピューリタニズム
世界宗教の経済倫理 序言
あとがき