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十九世紀ヨーロッパ史(増訂版)

19世紀のヨーロッパはどんな時代だったのか? カトリック、ロマンチシズム、コミュニズムを超える自由主義への道程を描く附・クローチェ自伝 カトリシズムは因習の故、ロマンチシズムは世紀悪故、コミュニズムは専制の故自由の敵と説く。

【目次より】
増訂版まえがき
訳者のことば
目次
第一章 自由の宗教
第二章 自由の宗教に対立する宗教的諸信条
第三章 ロマンティチスモ
第四章 絶対主義支配に対する抵抗と対立および勝利(一八一五─一八三〇)
第五章 自由主義運動の進展、社会民主主義との最初の軋轢(一八三〇─一八四七)
第六章 自由主義・民族主義の諸革命、社会民主主義の諸革命、および反動(一八四八─一八五一)
第七章 革命の再発、ヨーロッパ一般の自由主義・民族主義体制(一八五一─一八七〇)
第八章 ドイツの統一、ヨーロッパにおける人心の変化(一八七〇)
第九章 自由主義の時代(一八七一─一九一四)
第十章 国際政治、行動主義、世界戦争(一八七一─一九一四)
後記
ベネデット・クローチェ自伝(わが自己批判のために)
クローチェの主要歴史書(「ナポリ王国史」を中心に)   坂井直芳