「神認識とエペクタシス」既刊・関連作品一覧

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神認識とエペクタシス

ニュッサのグレゴリオスによるキリスト教的神認識論の形成〈エペクタシス〉という人間存在の根本態勢からグレゴリオスの神認識論を説く。中村元賞受賞。

【目次より】
まえがき
序論
第一節 問題の所在、及び本研究の目的と方法
第二節 ニュッサのグレゴリオスの生涯
序論 注
第一章 グレゴリオス以前の神認識論
第一節 ギリシャ哲学における神認識論
第二節 グレゴリオス以前のキリスト教における神認識論
第一章 注
第二章 働きからの神認識
第一節 「働きからの神認識」
第二節 「働きからの神認識」とエペクタシス
第三節 結び
第二章 注
第三章 鏡における神認識
第一節 グレゴリオスにおける「鏡」の概念
第二節 「鏡における神認識」の存否について
第三節 『至福論』第六講話の解釈
第三章 注
第四章 暗闇における神認
第一節 「暗闇」という概念
第二節 テキスト分析
第三節 「暗闇」のテキストの解釈
第四節 エクスタシス
第四章 注
補遺 神秘主義的解釈について
第五章 エペクタシス
第一節 『モーセの生涯』第二部二―九節~二五五節
第二節 人間存在としてのエペクタシス
第三節 「完全な生」としてのエペクタシス
第四節 神認識とエペクタシス
第五節 結び
第五章 注
結論
補遺 パレーシア:「自由に語ること」 ニュッサのグレゴリオスにおけるその転換
あとがき