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ロシヤ史入門

ソヴィエト・ロシアは果たして天国なのか、地獄なのか?
ロシアの過去も現在もその賛美者と憎悪者の手によって甚だしく否曲されている。非科学的な感情論でなく、隣国ロシアを正しく理解することこそ、我々日本人に課せられた刻下の急務といいえよう。(原本帯より)

862年にノブゴロドにリューリクが都市を築き、882年にノブゴロド公国のオレグがキエフを征服し、キエフ大公国となった。988年には、ウラジーミル1世が東方正教会のキリスト教を受け入れ、スラヴ文化との統合を目指した。13世紀のモンゴルの侵攻による崩壊、16世紀のロシアツァーリ国建国、ロマノフ朝のロシア帝国成立、18から19世紀の拡大、ナポレオン戦争での勝利を経て、1917年のソヴィエト連邦の誕生までをまとめた格好の入門書。

【目次】
はしがき
第一章 キエフ時代
第二章 モスクワ時代
一 モスクワ公国の台頭
二 イワン三世
三 イワン四世(雷帝)
四 『混乱』
五 ピョートルまでのロマノフ王朝
第三章 ペテルブルク時代
一 ピョートル大帝
二 エカチェリーナ女帝(二世)
三 ツァーリズムの崩壊
四 ソヴエト政権の成立
ロシヤ史主要参考書
系譜
ロシヤ史年表