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中国古代思想史における自然認識

荀子から董仲舒に至る自然認識の変遷を分析することにより、古代専制国家の成立過程に於る社会・政治思想の展開を見事に解明する。

【目次より】
第一章 序説
一 基本的視座 自然認識とは何か
二 具體的構想
第二章 荀子以前 儒家
一 『論語』
二 孟子
附 告子
第三章 荀子以前 道家
一 『荘子』内篇
二 『管子』四篇
第四章 荀子
一 自然認識の構造
二 社會・政治思想への繋がり
三 歴史的意味
附 荀子後學
第五章 韓非と『呂氏春秋』
一 韓非
二 『呂氏春秋』
第六章 「中庸」新経と「繋辞傳」その他
一 「中庸」新経
二 「繋辞傳」その他
附 『孝経』
第七章 秦~漢初の道家と法家
一 荘子學派
二 黄老の學と黄帝・老子の書
三 韓非學派
附 『淮南子』
第八章 漢初の儒家
一 陸賈と『新語』
二 賈誼と『新書』
三 韓嬰と『韓詩外傳』
第九章 董仲舒
一 はじめに
二 天と陰陽
三 天人相関
四 性
五 おわりに
第十章 總括
附論
一 荀子の名実論
二 「経法」「十六経」「称」「道原」小考
三 仲長統 後漢 知識人の思想と行動
四 『氣の思想』(書評)
あとがき