「生きる環境の模索」既刊・関連作品一覧

  • 電子のみ
生きる環境の模索

生命倫理、環境倫理などの諸問題に目を据えながら、さらに〈真に人間として生きることはいかなることであろうか〉という私たちにとって永遠の究極的な問題に迫る。現在、世界的に見れば、飢えと戦乱に苦しむ地域もあるのに、日本では、物質的な豊かさに溢れ、経済的効率性に社会が支配されている。その中に見失われた人間性の取り戻しこそ、いま、何よりも必要なことである。内面的な豊かさとしての生の充実を求めて、改めて、自己自身に対して、意識を深く向けなおすべき時であろう。

【目次より】
序章 苦悩する知 生きる環境を考える
A 生命を考える
一章 実存としてのいのち メタフュジックスからメタバイオロジーへ
二章 生命と倫理 技術化された時代における問題点
三章 実存思想と生命倫理
四章 生命倫理という問題
五章 生命倫理と倫理学
B 環境を考える
六章 環境倫理学の可能性
七章 環境問題の背景と将来
八章 失われた感性 実存的人間学からの一考察
終章 悲劇とは何か 有限存在の事実性

あとがき
参考文献