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ブルクハルト史学と現代

普遍史家ブルクハルトを現代の状況の下に照らし出すことにより、ブルクハルト史学の全体像を初めてわが国で提示した本格的成果。

【目次より】
序章
第一章 革命時代と大衆
第一節 主題の概観
第二節 大国家と大衆運動
第三節 人権と大衆的人間類型
第四節 営利心と大衆化現象
第五節 革命時代と精神
第二章 惨めさと精神
第一節 歴史叙述と暗いパトス
第二節 ブルクハルトの生と惨めさ
第三節 キリスト教と惨めさ
第四節 ギリシア的生と惨めさ
第五節 惨めさと精神
第三章 歴史の連続性と類型的なもの
第一節 問題の所在
第二節 歴史の連続性の意味
第三節 歴史の連続性と時代の危機
第四節 類型的なものの意味
第五節 歴史の連続性と類型的なもの
第四章 ブルクハルトと歴史主義
第一節 ドイツ歴史主義の問題点
第二節 ヘーゲル、ランケ、ブルクハルト
第三節 ブルクハルトにおける歴史主義と超歴史主義
第四節 個性概念と類型概念
第五節 発展思想と文化史
第五章 権力と文化
第一節 マイネッケの問い
第二節 権力と文化についての二つの命題
第三節 カロカガティア
第四節 アゴーン
第五節 権カ・営利心と精神
第六章 歴史的偉大さ
第一節 偉大さ考察の視点
第二節 偉大さの要件
第三節 政治人の偉大さ
第四節 歴史的偉大さと宗教
第五節 文化史と偉大さ
第六節 ヨーロッパと偉大さ
補章 文化史と時代判断
あとがき
ブルクハルトの著作・参考文献目録