「中世哲学史」既刊・関連作品一覧
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コプルストンの主著「哲学史」は、古代ギリシャから現代に至る西洋哲学の通史で、欧米では定評がある。本書はその中世の部分を訳出したもの。個々の哲学者の輪郭を辞典風に描き、中世哲学思想の展開経路を明快に論述する最も信頼できる本格的通史。
【目次より】
第一章 序論
第一部 中世以前の諸学派
第二章 教父時代
第三章 聖アウグスティヌス(1) ~ 第八章 聖アウグスティヌス(6) 国家
第九章 偽ディオニシウス 第十章 ボエティウス、カシオドルス、イシドルス
第二部 カロリング・ルネサンス
第十一章 カロリング・ルネサンス
第十二章 ヨハネス・スコトゥス・エリウゲナ(1) 生涯と著作 第十三章 ヨハネス・スコトゥス・エリウゲナ(2)
第三部 十・十一・十二世紀
第十四章 普遍の問題 第十五章 カンタベリの聖アンセルムス 第十六章 シャルトル学派 第十七章 サン・ヴィクトル学派 第十八章 二元論者と汎神論者
第四部 イスラムおよびユダヤの哲学、翻訳
第十九章 イスラム哲学 第二十章 ユダヤ哲学 第二十一章 翻訳
第五部 十三世紀
第二十二章 序論 第二十三章 オーヴェルニュのギョム 第二十四章 ロバート・グロステストとヘールズのアレキサンダー 第二十五章 聖ボナヴェントゥラ(1) ~ 第二十九章 聖ボナヴェントゥラ(5) 人間の霊魂
第三十章 聖アルベルトゥス・マグヌス
第三十一章 聖トマス・アクィナス(1) ~ 第四十章 聖トマス・アクィナス(10) 政治理論
第四十一章 聖トマスとアリストテレス、論争 第四十二章 ラテン・アヴェロエス主義、ブラバンのシゲルス 第四十三章 フランシスコ会の思想家 第四十四章 ニギディウス・ロマヌスとガンのヘンリクス
第四十五章 スコトゥス(1) ~ 第五十章 スコトゥス(6) 倫理学
第五十一章 回顧
第六部 十四世紀
第五十二章 デュランドゥスとペトルス・アウレオリ
第五十三章 オッカム(1)~ 第五十八章 オッカム(6)
第五十九章 オッカム主義の動向 第六十章 科学の動向 第六十一章 ハドヴァのマルシリウス 第六十二章 思弁的神秘主義