宮田光雄思想史論集6:現代ドイツ政治思想史研究

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宮田光雄思想史論集6:現代ドイツ政治思想史研究
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内容紹介

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目次

  • 略記表
  • I
  • 1 ヴァイマル共和国の政治思想 危機の精神状況
  • 一 ヴァイマル共和国の政治的状況
  • 1) 共和国の成立と前提 2) 共和国の崩壊と背景
  • 二 理性的共和主義者から急進的民主主義者まで
  • 1) ドイツの大学教授たち 2) トーマス・マンと『ヴェルトビューネ』の人びと
  • 三 《保守的革命》と危機の政治思想
  • 1) 《保守的革命》の思考と言語 2) 《タート・サークル》の政治思想
  • II
  • 2 独裁者の思想 ヒトラーの歴史像と政治意識
  • 一 人種論的史観 ナチ的思考の原点
  • 二 時代の診断と歴史の教訓
  • 1) 《カイロス》の時 2) 歴史の教訓 古代史像と帝国観
  • 三 未来構想 《アポカリプス》の実現
  • 付論 ファシズムのニイチェ像
  • 3 ナチ国家論と代表の問題
  • 一 《議会制の危機》
  • 二 《全体国家》から《具体的秩序》ヘ
  • 三 指導者国家における代表の問題
  • 付論 カール・シュミットの再審
  • 4 反ナチ亡命と抵抗文学 トーマス・マンの場合
  • 一 反ナチ亡命と亡命体験
  • 1) 反ナチ亡命と亡命文学者 2) 亡命体験と亡命文学
  • 二 トーマス・マンと《第三帝国》
  • 1) トーマス・マンと《亡命》 2)  《戦闘的デモクラシー》の政治思想
  • 三 文学と政治 『ヨセフとその兄弟たち』の思想像
  • III 
  • 5 コンフォーミズム下の知識人
  • 一 《福祉国家》の体制化
  • 二 コンフォーミズムの手法
  • 三 知識人の孤立と苦悩
  • 四 《新左翼》運動の成立
  • 五 《新左翼》運動の課題と展望
  • 付論 政治的実存の思考 ヤスパース『連邦共和国はどこへ行くのか』を読む
  • 6 反体制知識人の思想構造 東ドイツ=ローベルト・ハーヴェマンの場合
  • 一 反体制知識人の歴史的位置
  • 二 ハーヴェマンにおける弁証法的唯物論
  • 三 ハーヴェマンにおける自由のユートピア
  • 四 公開性と合法性 体制内反対のストラテジー
  • 7 反体制知識人の思想構造 西ドイツ=ヘルムート・ゴルヴィッツァーの場合
  • 一 《赤い神学者》
  • 二 社会主義体制の批判
  • 三 資本主義体制の批判
  • 四 生の意味への問いと終末論
  • 五 《宗教批判》から《制度を踏破する長征》へ
  • 8 《荒野の四十年》以後 リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカーの政治思想
  • 一 大統領演説の権威と波紋
  • 二 ナチズムと歴史家論争
  • 三 ネイションと憲法パトリオティズム
  • 四 政治における和解と赦し
  • あとがき 解説と解題に代えて

製品情報

製品名 宮田光雄思想史論集6:現代ドイツ政治思想史研究
著者名 著:宮田 光雄

著者紹介

著:宮田 光雄(ミヤタ ミツオ)

宮田 光雄 (みやた みつお)
1928年生まれ。政治学者・思想史家。東北大学法学部名誉教授。専門は、政治学、ヨーロッパ政治思想史。東京大学法学部政治学科卒。
二つの著作集がある。
『宮田光雄集 「聖書の信仰」』(全7巻 岩波書店)
「信仰案内」「聖書に聞く 説教選」「聖書を読む 解釈と展開」「国家と宗教」「平和の福音」 「解放の福音」「信仰と芸術」
『宮田光雄思想史論集』(全7巻+別巻 創文社)
「平和思想史研究」「キリスト教思想史研究」「日本キリスト教思想史研究」「カール・バルトとその時代」「近代ドイツ政治思想史研究」「現代ドイツ政治思想史研究」 7巻「同時代史論」「ヨーロッパ思想史の旅」。
訳書に、E・カッシーラー『國家の神話』A・ケーベルレ『キリスト教的人間像』K・フォルレンダー『マキァヴェリからレーニンまで 近代の国家=社会理論』(監訳)エーバハルト・ベートゲ, レナーテ・ベートゲ『ディートリヒ・ボンヘッファー』アードルフ・ケーベルレ『信仰の豊かさを生きる』ディーター・ゼンクハース『諸文明の内なる衝突』などがある。

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