法制史論集7:近世取引法史

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法制史論集7:近世取引法史
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内容紹介

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目次

  • 第一 目安糺、相対済令および仲間事 近世債権法と民事訴訟法の接点
  • 一 目安糺 二 無取上 三 相対済令 四 仲間事
  • 第二 家質の研究
  • 第三 江戸の町会所における家質金貸付
  • 第四 江戸時代前期 大坂の取引法史
  • 一 金銀出入 二 取上無き出入 三 一〇年越出入 四 売掛銀滞出入 五 年賦銀出入 六 請人証人出入
  • 七 連判出入 八 利銀出入 九 座頭官 一〇 証文譲、借名前銀子出入 一一 家賃銀出入と借家明出入 一二 貸物出入
  • 一三 相続出入 一四 妻の敷銀出入 一五 養子持参銀出入 一六 屋敷売買出入 一七 質物出入 一八 家質銀出入
  • 一九 請取普請証文出入 二〇 人足賃日傭質出入 二一 公金為替(下為替)出入 二二 切米払代滞出入 二三 年賦上納銀出入
  • 第五 江戸時代後期 大坂の取引法史
  • 一 金銀出入 二 売掛銀滞出入 三 受人、証人の加判差別と受人へ掛る出入 四 連判借出入 五 利銀出入
  • 六 同家人、下人、親掛り之者并女房への金銀出入 七 親類縁者並主従金銀出入、合力出入 八 譲証文並仮名前証文出入
  • 九 借屋明願、家賃銀出入 一〇 貸物および損料出入 一一 同職同商得意妨 一二 奉公人出入
  • 一三 借地面取計 一四 地頭借出入 一五 武家寺社金銀出入および堂上武家家来願 一六 寄附金銀支配人より出入
  • 一七 座頭官金および検校勾当金銀出入 一八 船造作代銀滞出入 一九 大工作料、人足賃出入
  • 二〇 流相場并帳合商、無尽頼母子、諸請負仲ヶ間銀、茶屋雑用料理代、傾城揚代、芝居木戸銭、傾城茶立女髪洗女借銀出入
  • 二一 商物巧事見付預ヶ願 二二 公事ニ付下宿雑用滞出入 二三 譲屋敷帳切不致出入 二四 家屋敷売買違反出入 二五 質物出入
  • 第六 江戸時代前期 江戸の取引法史
  • 一 借金銀と預金銀 二 仲ヶ間金 三 利息と高利 四 預ヶ金 五 先住借金 六 家質 七 店立と店賃地代
  • 八 町屋敷の売買 九 普請請負金と大工作料 一〇 証人
  • 第七 江戸時代後期 江戸の取引法史
  • 第一章 大坂取引法と江戸取引法
  • 第二章 江戸の取引法史
  • (1) 総説
  • 一 相対済令 二 出訴最低額 三 高利
  • (2) 各説
  • 一 借金銀 二 書入金 三 預金 四 証文譲(譲金) 五 年賦金 六 武士と金銀出入 附、堂上方家来と貸金 七 祠堂金(名目金)
  • 八 官金 九 先納金 一〇 領主地頭借(郷印証文) 一一 地頭裏判借金 一二 売掛金 一三 家賃、地代金および店立地立
  • 一四 損料借品の質入 一五 普請金 一六 水主雇前金出入 一七 仕送金 一八 飯料雑用 一九 証人
  • 第八 近世取引法史小考
  • 一 「両替屋と餘商売人取引之事」 二 初期の相対済令 三 近世の請人と証人 四 起請文附の私法証文
  • 附録
  • 第一 江戸時代前期 庶民家族法雑考
  • 一 婚姻 二 離別 三 養子縁組 四 後見 五 扶養義務 六 遺言 七 相続跡式
  • 第二 書評 小早川欣吾著、日本担保法史序説
  • あとがき

製品情報

製品名 法制史論集7:近世取引法史
著者名 著:石井 良助

著者紹介

著:石井 良助(イシイ リョウスケ)

1907-1993年。東京帝国大学法学部法律学科卒業。東京大学教授を務めたのち、東京大学名誉教授。専門は日本法制史。
著書に、『中世武家不動産訴訟法の研究』『日本法制史概説』『日本不動産占有論』『天皇 天皇統治の史的解明』『日本史概説』『大化改新と鎌倉幕府の成立』『江戸の刑罰』『江戸の離婚 三行り半と縁切寺』『吉原 江戸の遊廓の実態』『江戸町方の制度』『略説日本国家史』『日本婚姻法史』『日本団体法史』『近世関東の被差別部落』『民法典の編纂』『日本相続法史』『近世取引法史』『天皇』『近世民事訴訟法史 正続』『日本刑事法史』など多数ある。

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