国語学五つの発見再発見(東京女子大学学会研究叢書)

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国語学五つの発見再発見(東京女子大学学会研究叢書)
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内容紹介

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目次

  • 序文
  • 第一章 上代特殊仮名遣
  • 1.1.石塚龍麿の『仮字遣奥山路』
  • 1.2.発見の経路
  • 1.3.上代特殊仮名遣と同値類
  • 1.4.橋本進吉の再発見
  • 1.5.成果の影響
  • 文献
  • 第二章 係結法則と《徒》の係り
  • 2.1.宣長に至る係結研究
  • 2.1.1.宣長の直前の研究水準
  • 2.1.2.宣長の研究の性格
  • 2.2.『ひも鏡』中の行の係結
  • 2.2.1.中の行の不備
  • 2.2.2.不備の改正
  • 2.3.『ひも鏡』右の行の係結
  • 2.3.1.誤解された《徒》
  • 2.3.2.山田孝雄の係助詞論
  • 2.4.係結に残る問題
  • 文献
  • 第三章 江戸の活用論とその現代版
  • 3.1.宣長までの研究
  • 3.1.1.活用論前史
  • 3.1.2.成章の装図
  • 3.1.3.宣長周辺の活用研究
  • 3.2.本居門の活用論原理
  • 3.2.1.『活語断続譜』の原理
  • 3.2.2.『やちまた』の原理
  • 3.2.3.朖・春庭の後
  • 3.3.数理文法論の見地から
  • 3.3.1.朖・春庭の活用論の準備的考察
  • 3.3.2.活用形の枠
  • 3.3.3.活用型
  • 3.3.4.有限状態アクセプタによる春庭理論再構成
  • 3.3.5.パラメタ付き2型文法による朖理論再構成
  • 文献
  • 第四章 入子構文と右回帰性
  • 4.1.時枝に先行する二つの構文研究
  • 4.1.1.構文解析の原型としての春庭の研究
  • 4.1.2.文節的構文論
  • 4.2.時枝の入子型構造の発見
  • 4.2.1.《入子型構造形式》概観
  • 4.2.2.発見の経路
  • 4.2.3.入子型構造形式の提唱
  • 4.3.入子と回帰性
  • 4.3.1.入子構造の認識
  • 4.3.2.国語構文の右回帰性
  • 4.4.時枝式入子構造の問題点
  • 4.4.1.時枝式入子構造批判
  • 4.4.2.右枝出し構造
  • 4.4.3.一つの試み
  • 文献
  • 第五章 計量語彙論の或公式
  • 5.1.延べ語数と異なり語数との関係
  • 5.2.n-k法則の発見
  • 5.2.1.計量語彙論への道
  • 5.2.2.我が国における計量語彙論の出発
  • 5.2.3.水谷の再発見経過
  • 5.2.4.安本美典の水谷批判
  • 5.3.語彙量推定問題
  • 5.3.1.THOMSONらの方法
  • 5.3.2.水谷の方法
  • 5.4.使用率分布函数
  • 5.4.1.徒前の研究
  • 5.4.2.水谷の近似式
  • 5.4.3.反省
  • 文献
  • 参考年表
  • 索引

製品情報

製品名 国語学五つの発見再発見(東京女子大学学会研究叢書)
著者名 著:水谷 静夫

著者紹介

著:水谷 静夫(ミズタニ シズオ)

1926~2014年。国語学者、言語学者。東京女子大学名誉教授。東京大学文学部国文学科卒業。専門は、計量言語学、さらには数理言語学、計算言語学。
著書に、『国語教育のための言語の実態調査法』『テストの採点』『国語および国語研究の代数学』『言語と数学』『国語学五つの発見再発見』『数理言語学』『意味記述体系』『曲がり角の日本語』『随筆 辞書を育てて』などがある。

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