内容紹介
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目次
- 「長崎純心レクチャーズ」について 片岡千鶴子
- 第一日
- I キリスト論とは
- 1 キリスト論とイエス伝
- 2 連続講演のプラン
- II 使徒的伝承
- 1 キリスト論のはじまり
- 2 「神の子」の意味
- 3 使徒的伝承
- 4 パウロ
- 5 ヨハネ
- 6 グノーシス
- III 教理史から
- 1 アリウス派論争
- 2 ネストリウス派論争
- 3 キリスト単一性論
- IV 東西教会の分裂
- 1 分裂以前の東西教会
- 2 アウグスティヌスとFilioque
- 第二日
- 1 ヨハネ福音書とロゴス
- 2 翻訳の問題
- 3 ロゴスと神の同一性と区別
- 4 ヒポスタシスという言葉
- 5 ギリシアの神秘主義の伝統
- 6 受肉とキリスト論
- 7 キリスト論の難問
- 8 ダマスケヌスによる総合
- 9 トマスの独創性
- 10 トマスの存在論
- 11 エッセと「いのち」
- 12 イエス伝の問題
- 第三日
- 1 トマス以後のキリスト論
- 2 ドグマ的キリスト論への批判
- 3 ハルナックの教理史
- 4 ドグマとは何か
- 5 ドグマを決定するもの
- 6 ドグマの言葉
- 7 聖書の問題
- 8 存在論とドグマ
- 9 イエス伝への反省
- 10 トマスの現代的意義
- あとがき
製品情報
製品名 | トマス・アクィナスのキリスト論(長崎純心レクチャーズ) |
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著者名 | 著:山田 晶 |