現代における秀句を哲学者・宗教学者の著者の手ほどきで鑑賞する。俳句、短歌の秀句を選び、じっくりと未読する。筆者の端正な筆致で歌に込められた魅力を解き放つ。句作のガイドとしても最適な一冊。 【目次】 俳句の部 春 夏 秋 冬 短歌の部 春 夏 秋 冬 あとがき 作者紹介 作者別作品索引
秀歌十二月
前川 佐美雄
ホスト万葉集 文庫スペシャル
手塚マキと歌舞伎町ホスト80人from Smappa!Group,俵 万智,野口 あや子,小佐野 彈
春秋の花
大西 巨人
他界
金子 兜太
花のことば辞典 四季を愉しむ
倉嶋 厚,宇田川 眞人
私の万葉集 四
大岡 信
風と雲のことば辞典
倉嶋 厚,岡田 憲治,原田 稔,宇田川 眞人
久保田万太郎の俳句
成瀬 櫻桃子
AIは短歌をどう詠むか
浦川 通
すらすら読める奥の細道
立松 和平
不可能楽園 〈蒼色館〉
倉阪 鬼一郎
水中翼船炎上中
穂村 弘
1915~ 1994年。哲学者、宗教学者。関西学院大学元院長、同名誉教授。京都帝国大学文学部哲学科卒。著書に、『自然と人生』『現代人と宗教』『近代日本の文学と宗教』『落暉にむかいて』『文学における生と死』『四季折りおりの歌 現代の秀句・秀歌の鑑賞』『人間を見る経験』『ヨーロッパ心の旅』『人に会う自己に会う』など、訳書に、キェルケゴール『愛は多くの罪を掩ふ』キエルケゴール『野の百合・空の鳥』『キエルケゴールの日記』などがある。