内容紹介
+ もっとみる
目次
- 愛について
- 一 愛の可能性
- 二 愛する苦悩、愛しえぬ苦悩
- 三 罪と蘇生
- 青春におけるデカダンスとモラル
- 一 モラルからデカダンスへ
- 二 倫理意識と人問失格
- 三 虚無との対決
- 四 懐疑と信仰
- 恋愛と幸福と倫理
- 一 恋愛と幸福
- 二 恋愛と倫理の形成
- 三 恋愛と性の問題
- 四 愛情の持続と倫理
- 文学における愛の諸相
- 一 愛の喪失と性 大江健三郎『われらの時代』
- 二 性による霊肉合一への試み ロレンス『チャタレイ夫人の恋人』
- 三 疑似宗教的生と性の純化 三島由紀夫『憂国』
- 四 芸術に支えられた純愛 高村光太郎『智恵子抄』
- 五 愛の至福 良寛と貞心尼
- 自然讃歌
- 一 自然との対話
- 二 自然と童心
- 三 自然のなかの良寛
- いのちの泉・読書
- 一 読書の楽しみ
- 二 人間の成長と読書
- 三 短歌の伝統と教養
- 四 読書による邂逅
- 死について
- 一 死について
- 二 死と詩魂
- 三 神の創造の極致・人間
- 四 漱石の自然への道
- 五 俳聖芭蕉
- 六 桃の花と霊雲の開悟
- 戦後派作家の愛の理解の変遷 椎名麟三から大江健三郎まで
- 一 敗戦への歩み
- 二 第一次戦後旅文学 椎名、武田、野問
- 三 第二次戦後脈文学 石原、三島
- 四 第三次戦後派文学 大江健三郎
- 人に会う自己に会う
- 一 川本臥風
- 二 田辺 元
- 三 唐木順三
- 四 橋本 鑑
- 五 亀井勝一郎
- 六 西谷啓治
- あとがきに代えて(佐々木 徹)
製品情報
製品名 | 人に会う 自己に会う |
---|---|
著者名 | 著:久山 康 |