内容紹介
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目次
- はじめに
- 前編 カントの個体論ーー伝統的個体論の崩壊
- 第一章 序論
- 第一節 なぜ個体なのか
- 第二節 なぜカントなのか
- 第二章 物自体と個物
- 第一節 序説
- 第二節 物自体と現象
- 第三節 物自体と自我自体
- 第三章 〈現象的個体〉の成立
- 第一節 個別化原理としての直観
- 第二節 個別化原理としての概念
- 第三節 知覚判断より経験判断へ
- 第四章 個体と無限分割ーーカントの第二アンティノミーについて
- 第一節 仮象の論理としての個体論
- 第二節 第二アンティノミーの主張
- 第五章 純粋理性の理想としての個体
- 第一節 ヴォルフの個体論
- 第二節 カントにおける汎道的限定の問題
- 第三節 統制的原理による個体把握
- 第六章 他人有機体の問題
- 第一節 第一批判より第三批判へ
- 第二節 論理的合目的性について
- 第三節 趣味判断の問題
- 第四節 有機体について
- 第五節 歴史的個体への推移
- 後編 カント以後の個体論の形成
- 第七章 個体論をめぐってーーカントとヘーゲル
- 第一節 個体論としてのヘーゲル哲学
- 第二節 生命の問題
- 第三節 無限判断
- 第四節 推理論
- 第五節 精神と時間
- 第八章 個体と非存在ーーシェリング
- 第一節 関係のない財政をめぐって
- 第二節 個体と非存在
- 第三節 個体と自由
- 第九章 現象学的個体ーーフッサール
- 第一節 個体のスペチエス的単一体
- 第二節 個体と時間
- 第三節 個物の構成
- 第十章 個体と超越ーーハイデッガー
- 第一節 〈現象的個体〉の存在論的性格
- 第二節 事実性の問題
- 第三節 〈物自体〉の見える風景
- あとがき
- 索引
製品情報
製品名 | 個体論の崩壊と形成 近世哲学における「個体」の研究 |
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著者名 | 著:青木 茂 |