中世の世界(名著翻訳叢書)

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中世の世界(名著翻訳叢書)
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内容紹介

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目次

  • 凡例
  • 日本語版への序文
  • 序文
  • 第二版への序文
  • 序説 中世をどのように把えるか
  • 中世という語、真の中世、論理的に定まる本書の枠、年代的範囲=中世の起点と終点、地理的範囲、本書の構成
  • 第一部 夜明け
  • 中世初期における受容と創造
  • 第一章 枠組 古代世界から西欧へ
  • 古代の枠組と中世の枠組 古代世界の分裂 西欧の拡大と重心の北への移動結論
  • 第二章 最初の素材ゲルマン的なものとローマ的なもの
  • 概観 ゲルマン世界と諸制度 古典古代と文化 古典文化の存続 結論
  • 第三章 精神 教会と西欧
  • キリスト教徒と新しい西欧 人間の獲得 社会の獲得 西欧の精神的統一
  • 第四章 最初の光明 カロリング朝
  • メロヴィング朝の終末 中世初頭からの進化の継続 中世初頭からの進化の完成 カロリング・ルネッサンス
  • 第二部 真昼
  • カロリング朝末期
  • 第五章 政治的環境 平和のための闘争
  • 九世紀末西欧の雰囲気 無秩序の第一の原因=外部民族の進攻 無秩序の第二の原因=貴族層の独立傾向 ドイツ フランス 結論
  • 第六章 宗教的雰囲気 クリュニィからローマまで
  • 教会史における循環 九世紀末教会の状況 十世紀の修道院改革運動の多面性 グレゴリウス改革 一〇五〇年以後の諸改革 宗教的動向の反響
  • 第七章 人間的要因 人口の躍進とその諸結果
  • 人口と文明 人口増加 第一の結果=外部との交流拡大 第二の結果=商品経済の進化
  • 第八章 思想と感情 新しいものと古いもの
  • 八七五年から一一二五年まで カロリング・ルネッサンスの存続=神聖ローマ帝国 十世紀末─十二世紀初頭における文化の進歩=イタリアとフランス ロマネスク芸術=西欧最初の芸術体系
  • 第九章 綜合 宇宙と神
  • 一一二五年から一三〇〇年まで 環境=カペー朝治下のフランス 新しい世界観 学問 ゴチック芸術 中世文明
  • 第三部 夕暮
  • 中世から近代へ
  • 第十章 枠組 新しい均衡を求めて
  • 政治的無秩序と経済的混乱 政治上の闘争 経済的、社会的混乱 概観 政治・経済状況の文化への反映
  • 第十一章 精神 教会と教皇権の危機
  • 教会の権威の衰退とその原因 聖職者層の状態 修道生活を送る聖職者 教皇の精神的権威への脅威 異端 文化への反映
  • 第十二章 文化 多様性、硬化、進化、再生
  • 中世文明の衰退 統一の弱化 均衡の破壊 古代の復興=ルネッサンス 結論
  • 結語 中世 西欧文明とキリスト教会
  • 中世からの近代への遺産、中世とキリスト教的西欧世界
  • 訳者あとがき
  • 文献目録

製品情報

製品名 中世の世界(名著翻訳叢書)
著者名 著:レオポルド・ジェニコ 訳:森本 芳樹

著者紹介

著:レオポルド・ジェニコ(レオポルド・ジェニコ)

1914~1995年。ベルギーの歴史家。

訳:森本 芳樹(モリモト ヨシキ)

1934~2012年。西洋史学者。九州大学名誉教授。専門は、西洋中世の経済史。
東京大学経済学部卒業、同大学院博士課程修了。経済学博士。
著書に、『西欧中世経済形成過程の諸問題』『中世農民の世界。甦るプリュム修道院所領明細帳』『比較史の道 ヨーロッパ中世から広い世界へ』『西欧中世形成期の農村と都市』『西欧中世初期農村史の革新。最近のヨーロッパ学界から』などがある。

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