ヘーゲル論理学と時間性 「場所」の現象学へ

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ヘーゲルロンリガクトジカンセイ バショノゲンショウガクヘ
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ヘーゲル論理学と時間性 「場所」の現象学へ
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内容紹介

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目次

  • まえがき
  • 凡例
  • 序文 「場所」の現象学の構想
  • 第一節 現象学の根本可能性としての「放下」
  • 第二節 現象学の根本事象としての「場所」
  • 第三節 着手の場としてのヘーゲル論理学
  • 本論 論理的カテゴリーを時間性に還元すること
  • 第一章 始まりと瞬間-場
  • 第四節 「論理的なもの」一般の破-壊
  • 第五節 「論理的媒介」の破-壊
  • 第六節 「論理的否定」の破-壊
  • 第七節 論理学を時間性へ向けて解釈すること
  • 第二章 有のカテゴリーと現在性
  • 第八節 純粋有 直接の現在性
  • 第九節 定有 生成した現在性
  • 第十節 自立有 絶対の現在性
  • 第十一 節量 反復された現在性
  • 第十二節 節度 二重に完成された現在性
  • 第三章 本質のカテゴリーと既在性
  • 第十三節 仮象 直接の既在性
  • 第十四節 本質性 反照された既在性
  • 第十五節 根拠 絶対の既在性
  • 第十六節 現象 レアルな既在性
  • 第十七節 現実性 既在性の現在
  • 第四章 概念のカテゴリーと将来性
  • 第十八節 概念 直接の将来性
  • 第十九節 判断 立ち現われる将来性
  • 第二十節 推論 絶対の将来性
  • 第二十一節 客観性 即自的で自立的な将来性
  • 第二十二節 理念 時間性一般の時熟
  • 第五章 カテゴリーと時間性
  • 第二十三節 「論理的」カテゴリー一般の破-壊 アリストテレスを顧慮して
  • 第二十四節 瞬間と「死の自覚」
  • 第二十五節 場所時間と場所のカテゴリー
  • 付録
  • 一 「ヘーゲルの絶対者への問い 絶対者と絶対無」(ミュンヘン大学ゼミナール冒頭講義)
  • 二 カントのカテゴリーと時間性 「図式」時間から「図式」場所へ
  • 三 歴史時間と歴史カテゴリー 道元の「有時」より

製品情報

製品名 ヘーゲル論理学と時間性 「場所」の現象学へ
著者名 著:大橋 良介

著者紹介

著:大橋 良介(オオハシ リョウスケ)

1944年生まれ。哲学者、美学者。元大阪大学教授、京都工芸繊維大学名誉教授。京都大学文学部哲学科卒、ミュンヘン大学文学部哲学科博士課程修了。哲学博士。著書に、『「切れ」の構造――日本美と現代世界』 『西田哲学の世界――あるいは哲学の転回』『悲の現象論・序説――日本哲学の六テーゼより』『聞くこととしての歴史――歴史の感性とその構造』『日本的なもの、ヨーロッパ的なもの』(増補版)『感性の精神現象学――ヘーゲルと悲の現象論』『西田幾多郎――本当の日本はこれからと存じます』などがある。

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