内容紹介
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目次
- はじめに
- 目次
- 第I部 人間
- 一 人間について
- 1 関係存在としての人間
- 2 人間の創造と堕罪
- 3 人間の救い
- 4 人間と神
- 5 ソーマ(身体)としての人間
- 6 身心脱落ということ
- 二 脳死と臓器移植
- 1 関係性の中の科学
- 2 知識の客観性ということ
- 3 人間の死について
- 4 脳死と「身体」の死
- 5 医の荒廃について
- 6 臓器移植と人道主義
- 7 臓器移植法について
- 三 死を憶えよ
- 1 人間の関係存在性と各自性
- 2 死についての先験的言語
- 3 死についての存在論的言語
- 4 生と死のユーモア
- 第II部 他なるもの
- 四 自然
- 1 キリスト教の救済史観と自然の追放
- 2 キリスト教と自然
- 3 自然の定義不可能性
- 4 自然と自然主義
- 5 肯定原理としての自然
- 6 「しぜん」と「じねん」
- 五 神秘
- 1 神秘主義と宗教
- 2 情感的キリスト神秘主義
- 3 高橋たか子の神秘主義
- 4 合一と断絶
- 5 エックハルトの「離脱」
- 6 現実肯定としての神秘主義
- 7 森田療法と神秘主義
- 8 神秘主義と現代思想
- 六 共生
- 1 環境と共生
- 2 共存と近代の「にも拘らず」の論理
- 3 共生と「生への畏敬」
- 4 共生の存在論
- 第III部 ネオ・ロマンティシズムの存在論
- 七 信仰と不信仰
- 1 無信仰の信仰
- 2 不信仰即信仰
- 3 宗教間の対話と宗教の「文化内開花」
- 4 信仰と学問
- 八 二重性 「一」 三位一体
- 1 二重性の二重性的理解
- 2 無を無化した真の自己とその孤独
- 3 「一」と一
- 4 三位一体について
- 九 ネオ・ロマンティシズムと芸術
- 1 感性の節度と美の二重性的性格 カントの美学
- 2 無とネオ・ロマンティシズム
- 3 無と美 ハイデッガーの芸術論
- 4 真如とノスタルジア
- おわりに
- 注
製品情報
製品名 | ネオ・ロマンティシズムとキリスト教 |
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著者名 | 著:小田垣 雅也 |