漢唐法制史研究

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漢唐法制史研究
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内容紹介

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目次

  • 凡例
  • 序論
  • 第一部 法典
  • 第一章 晉泰始律令への道
  • I 令と令典
  • II 漢律の諸問題
  • III 曹魏の法令
  • IV 晉泰始律令の成立
  • 第二章 漢律から唐律へ 裁判規範と行為規範
  • I 出土漢簡に見える漢律とその適用
  • II 唐律の引用とその実効性
  • III 漢律から唐律への編文化
  • 第二部 刑罰
  • 第一章 究極の肉刑から生命刑へ 漠~唐死刑考
  • I 漢代の死刑 その執行様態
  • II  魏晉の刑罰 棄市刑
  • III 北朝の死刑 絞殺刑の登場
  • 第二章 徒遷刑から流刑
  • I 唐の流刑
  • II 秦漢の「流刑」
  • III 漢代徒邊刑の刑罰原理
  • IV 流刑の登場
  • 第三章 笞杖の変遷 漢の督笞から唐の笞杖刑
  • I 秦漢の笞刑
  • II 魏晉の笞杖刑
  • III 北朝の笞杖
  • 第四章 腐刑と宮刑
  • I 腐刑の新出資料
  • II 腐刑は反映刑か
  • III 腐刑の位置
  • IV 腐刑は、死刑に次ぐ刑罰か
  • V  肉刑の背景と放果
  • VI 腐刑、宮刑、淫刑
  • VII 宮刑の消滅と宦官
  • 第三部 犯罪
  • 第一章 儀礼と犯罪のはざま 賄賂罪をめぐって
  • I 賄賂罪に隅する唐律の規定
  • II 漢律に見える賄賂罪
  • III 漢ー唐における賄賂罪の変遷
  • IV 賄賂はなぜ罪になるのか 礼物と賄賂の間
  • 第二章 男女間の性的犯罪 姦罪について
  • I 秦漢律にみえる姦・淫
  • II 「姦」「淫」の語義
  • III 分界の変化
  • IV 禽獣の別
  • 第三箪 「正義」の殺人
  • I 復讐譚「彼は義士なり」 刺客豫譲の話
  • II 以後の復贄讀 歴代正史が伝える復讐事件
  • III 経典と復讐
  • IV 中国的復讐観の特徴
  • V 復讐の禁止 儀礼と刑罰
  • あとがき
  • 英文要旨
  • 英文目次

製品情報

製品名 漢唐法制史研究
著者名 著:冨谷 至

著者紹介

著:冨谷 至(トミヤ イタル)

1952年生まれ。古代中国史学者。京都大学人文科学研究所名誉教授。京都大学文学部東洋史を卒業、同大学院博士課程中退。文学博士。専門は、中国法制史、簡牘学。
著書に、『ゴビに生きた男たち 李陵と蘇武』『古代中国の刑罰 髑髏が語るもの』『秦漢刑罰制度の研究』『韓非子 不信と打算の現実主義』『木簡・竹簡の語る中国古代 書記の文化史〈世界歴史選書〉』『教科書では読めない中国史 中国がよくわかる50の話』『文書行政の漢帝国 木簡・竹簡の時代』『中国義士伝 節義に殉ず』『四字熟語の中国史』『中華帝国のジレンマ 礼的思想と法的秩序』『漢唐法制史研究』『漢倭奴国王から日本国天皇へ 国号「日本」と称号「天皇」の誕生』など、
訳注書に、班固『漢書五行志』(共訳注)狩谷掖齋『本朝度量権衡攷(全2巻)』などがある。

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