存在と秩序 人間を巡るヘブライとギリシアからの問い

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ソンザイトチツジョ ニンゲンヲメグルヘブライトギリシアカラノトイ
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存在と秩序 人間を巡るヘブライとギリシアからの問い
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内容紹介

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目次

  • 目次
  • 凡例
  • はじめに
  • 第一章 生き続けること 民主主義の原義と本質
  • 第一節 アテーナイの民主政
  • 第二節 説得と情念
  • 第二章 プラトンにおける人間の生と共同性 後期対話篇を素材に
  • 第一節 『ソピステス』
  • 第二節 『政治家』
  • 第三節 『法律』
  • 第三章 プロティノスについての存在論的考察(一) 『エネアデス』IV三─四〔二七─二八〕 (『魂の諸問題について』)におけるコスモスとテクネー
  • 第一節 宇宙の魂による制作 IV四、一〇─一三を中心に
  • 第二節 技術(テクネー)を巡る思惟の位相
  • 1 宇宙の魂による制作と技術の対比
  • 2 技術に対する眼差しの変容
  • 結びにかえて
  • 第四章 プロティノスについての存在論的考察(二) 『エネアデス』IV三─四〔二七─二八〕 (『魂の諸問題について』)における人間と世界
  • 第一節 再論 存在への問いをプロティノスに見いだす意味
  • 第二節 われわれの魂と中間的存在者たるわれわれ人間 IV四、一七─一八を中心に
  • 第三節 中間的存在者としての人間と記憶
  • 第四節 生成するものの存続と、中間的なるものの意義
  • 1 一者論と存在論の共在
  • 2 生成するものの存続と、中間的なるものの意義
  • 第五章 情念とその浄化 『創世記』を巡る一考察
  • 第六章 情念と秩序 『ヨブ記』
  • 序 視座の設定
  • 第一節 序曲と第一回討論
  • 第二節 第二回討論
  • 第三節 第三回討論
  • 第四節 二八章から三一章まで(知恵の所在を問う歌およびヨブの独白)
  • 第五節 神の弁論から終曲まで
  • 神とヨブの情念の調和
  • 存在と秩序
  • 結 和解
  • 第七章 言葉の行方 『オデュッセイア』第四巻を中心にして
  • 『オデュッセイア』第四巻における話者とその視線
  • おわりに
  • あとがき

製品情報

製品名 存在と秩序 人間を巡るヘブライとギリシアからの問い
著者名 著:藤田 潤一郎

著者紹介

著:藤田 潤一郎(フジタ ジュンイチロウ)

1969年生まれ。政治思想史学者。関東学院大学法学部教授。京都大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。博士(法学)。専門は、政治学、政治思想史。
著書に、『政治と倫理 共同性を巡るヘブライとギリシアからの問い』『存在と秩序 人間を巡るヘブライとギリシアからの問い』などがある。

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