人格主義生命倫理学(長崎純心レクチャーズ) 死にゆく者、生まれてくる者、医職の尊厳の尊重に向けて
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目次
- 「長崎純心レクチャーズ」について 片岡千鶴子
- はじめに
- 第一部 終末期医療をめぐる人格主義生命倫理学の展開 医学倫理に立脚した法形成への取り組み
- I 問題提起 終末期医療をめぐる日本の議論の現状
- 1 川崎協同病院事件控訴審判決
- 2 判決後の動き ガイドライン制定作業の広がり
- II 二つの生命倫理 ヒボクラテスの医の倫理の排斥と再評価
- 1 系譜
- 2 患者の自己決定権
- 3 人間の尊厳原則
- 4 文化的自己観 孤立的自己観の特異性
- 5 倫理学モデル 多元主義VS人格主義
- 6 ヒボクラテスの医の倫理の排斥VS再評価
- III 個人主義生命倫理学の対応 尊厳死、安楽死の合法化
- 1 尊厳概念の歪曲
- 2 カレン・クィンラン事件ニュージャージー州最高裁判決
- 3 日本への波及 患者の自己決定権の絶対化
- 4 個人主義的対応の問題点
- IV 人格主義生命倫理学の対応 "ne accaniment o, ne eutanasia"
- 1 「安楽死禁止」の確認
- 2 「執拗な治療」 人間の尊厳の新たな侵害形態
- 3 治療中止の判断基準
- 4 真の高度医療技術の発展 終末期の患者の全人格に向けた医学的支援
- 5 人間の尊厳原則の促進 深化、格上げ
- V まとめと展望
- 1 まとめ
- 2 安楽死・尊厳死をめぐる司法の変遷
- 3 日本の臨床現場における人格主義倫理学の継受
- 4 医学倫理から生命倫理(生物医学研究倫理)へ
- 第二部 ヒト胚研究をめぐる人格主義生命倫理学の展開 医学倫理から生物医学研究倫理(生命倫理)、そして生物医学研究法(生命法)ヘ
- I 問題提起 日本の生物医学研究規制の現状
- 1 ヒト胚研究の許容と産生禁止
- 2 問題点
- 3 対応策
- II 人格主義生命倫理学の対応 ヒト胚の群厳と人権の保護
- 1 生物医学の発達とヴァチカンの対応
- 2 ヨハネ・パウロ二世回勅『生命の福音』と生命アカデミー
- III ヒト胚の地位をめぐる議論
- 1 個人主義生命倫理学におけるヒト胚の地位
- 2 反論
- 3 人格主義生命倫理学における人格の始期
- IV 生殖技術の規制 生殖の尊厳、生まれてくる子どもの尊厳
- 1 技術的問題
- 2 生まれてくる子どもの尊厳、生殖(procreazione)の尊厳
- 3 生物医学研究倫理(生命倫理)から生物医学研究法(生命法)へ
- V まとめと展望
- 注
- あとがき
製品情報
製品名 | 人格主義生命倫理学(長崎純心レクチャーズ) 死にゆく者、生まれてくる者、医職の尊厳の尊重に向けて |
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著者名 | 著:秋葉 悦子 |