雇用差別への法的挑戦 アメリカの経験・日本への示唆

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雇用差別への法的挑戦 アメリカの経験・日本への示唆
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内容紹介

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目次

  • 目次
  • 序論
  • PROLOGUE 暗く厳しい長い冬 第7編制定以前のアメリカ社会
  • 一 人種問題  二 ジェンダー問題
  • ACT I 栄光への道のり 第7編法制形成史
  • Scene I 雪どけ 萌芽期の雇用差別禁止法
  • 一 アメリカ社会の変貌  二 雇用差別禁止法の制定 三 雇用差別禁止法の運用
  • Scene II 春をよぶ嵐 人種差別撤廃を求める運動の高まりと雇用差別禁止法の成立
  • 一 社会経済的状況 二 Brown事件連邦最高裁判決 三 公民権運動の展開 四 雇用差別禁止法の形成
  • Scene III 光り輝く季節 アファーマティブ・アクションから差別的効果法理の形成へ
  • 一 第7編制定後の社会的状況 二 行政機関および個人による扉用差別禁止法の運用 三 1972年雇用機会均等法の制定 四 差別的効果法理の形成
  • INTERMEZZO 第7編および大統領命令11246の実現の仕組み
  • 一 第7編の実現の仕組み  二 大統領命令11246の実現の仕組み
  • ACT II 漸次的後退 第7編法制の受難の歴史過程
  • Scene I 過ぎ行く夏 第7編法制の後退の始まり
  • 一 個別的差別取扱い法理の形成  二 状況の転換 三 EEOCによる第7編の運用 四 差別的効果法理の拡張的適用の阻止 五 系統的差別取扱い法理の形成と縮減 六 1978年における妊娠差別禁止法の制定
  • Scene II 冬の時代へ 共和党政権下における大きな後退
  • 一 新しい状況 保守主義の展開 二 行政機関および個人による雇用差別禁止法の運用 三 系統的差別取扱い法理の衰退 四 差別的効果法理の縮減 五 個別的差別取扱い法理の肥大化と混迷
  • 六 1991年公民権法の制定
  • Scene III 小春日和,そして,木枯らし 若干の揺り戻し,そして再度の後退
  • 一 社会的状況  二 行政機関および個人による差別禁止法の運用 三 差別的効果法理の衰退 四 個別的差別取扱い法理の展開 五 差別禁止法理(差別的効果法理・差別的取扱い法理)の現段階 2009年Ricci事件連邦最高裁判決
  • EPILOGUE 再ぴ春を 法学による判例批判・第7編法制再建の模索
  • 一 リンダ ・ クリーガー (Linda Hamilton Krieger)   二 マイケル・セルミ(Michael Selmi) 三 チャールズ・サリヴァン(Charles A. Sullivan) 四 まとめ
  • 補論I セクシュアル・ハラスメント法理
  • 一 1970年代中葉の下級審判決 差別的取扱い法理の変型版としてのセクシュアル・ハラスメント法理 二 セクシュアル ・ ハラスメントの2類塑論 三 連邦最高裁による環境型セクシュアル・ハラスメントの認定 四 環境型セクシュアル・ハラスメント法理の展開 五 法学からのセクシュアル・ハラスメント法理批判 六 むすびにかえて
  • 補論II アメリカ法の特質
  • 一 立法の形式と内容 二 行政との関係における司法の優位 三 司法の特質  四 法学の特質
  • 補記
  • あとがき

製品情報

製品名 雇用差別への法的挑戦 アメリカの経験・日本への示唆
著者名 著:相澤 美智子

著者紹介

著:相澤 美智子(アイザワ ミチコ)

1971年生まれ。 日本の法学者。一橋大学大学院法学研究科教授。専門は労働法。一橋大学法学部卒業、カリフォルニア大学バークレー校法科大学院修士課程修了、一橋大学大学院法学研究科修士課程修了。東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得。一橋大学で法学博士号を取得。専門は、労働法。
著書に、『導入対話によるジェンダー法』(共著)『比較判例ジェンダー法』(共著)『雇用差別への法的挑戦』『アクチュアル労働法』(共著)『労働法 NBS』(共著)などがある。

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