内容紹介
+ もっとみる
おすすめの本
-
電子のみ
中世の人間観と歴史 フランシスコ・ヨアキム・ボナヴェントゥラ
-
電子あり
歴史学の始まり ヘロドトスとトゥキュディデス
-
電子あり
わたしの哲学入門
-
電子のみ
ハイデガー 存在と行為 『存在と時間』の解釈と展開
-
電子のみ
神学大全45 第III部 第84問題~第90問題
-
電子あり
リュシス 恋がたき
-
電子あり
極限の思想 ラカン 主体の精神分析的理論
-
電子のみ
神認識とエペクタシス ニュッサのグレゴリオスによるキリスト教的神認識論の形成
-
電子あり
存在と思惟 中世哲学論集
-
電子のみ
ドイツ神秘主義叢書9:ベーメ小論集
-
電子のみ
エンペドクレス研究
-
西洋哲学史 3 「ポスト・モダン」のまえに
目次
- 目次
- 序 政治的なるものへの問い
- 第一部 ハンス=ゲオルグ・ガーダマーの政治哲学
- 第一章 実践哲学の復権と哲学的解釈学
- はじめに
- 第一節 アリストテレスにおける実践
- 第二節 実践哲学の復権
- おわりに
- 第二章 ガーダマーにおける芸術と政治 『真理と方法』第一部の政治哲学的読解
- はじめに
- 第一節 ガーダマーにおける美的政治
- 1 戯れとしての政治
- 2 美と共同性
- 3 作品としての倫理的共同体
- 第二節 ガーダマーにおける詩的政治
- 1 戯れとしての対話
- 2 詩と共同性
- 3 詩作品としての言語的共同体
- おわりに
- 第三章 ガーダマーにおける歴史と政治 『真理と方法』第二部の政治哲学的読解
- はじめに
- 第一節 解釈学的実践の場所としての伝統的共同体
- 1 先行判断
- 2 権威
- 3 伝統
- 第二節 解釈学的実践の目的
- 1 相互理解
- 2 適用
- 第三節 歴史的運動としての解釈学的実践
- 1 活動史
- 2 地平の融合
- 3 解釈学的経験
- おわりに
- 第四章 ガーダマーにおける言語と政治 『真理と方法』第三部の政治哲学的読解
- はじめに
- 第一節 解釈学的対話の場所としての歴史的=言語的共同体
- 1 コンテクストとしてのテクスト
- 2 問いの地平
- 第二節 解釈学的対話の目的
- 1 実在と言語
- 2 プラトンにおける善と美
- 第三節 問答法的運動としての解釈学的対話
- 1 一と多
- 2 無知の知
- おわりに
- 第二部 ガーダマーの政治哲学の現代政治理論における地位
- 第五章 ガーダマー-ハーバーマス論争の政治理論上の意義
- はじめに
- 第一節 ハーバーマスの批判 解釈学と批判理論
- 1 イデオロギーとしての伝統
- 2 理想的発話状況
- 第二節 批判的解釈学から討議の政治ヘ カール=オットー・アーペルの政治理論
- 1 超越論的解釈学
- 2 討議倫理
- 3 グローバルな公衆による政治
- 第三節 ガーダマーからの応答(1) 解釈学的対話と普遍的討議
- 1 慎慮とコミュニケーション的合理性
- 2 活動史と普遍史
- 3 哲学的解釈学と再構成的社会科学
- おわりに
- 第六章 ガーダマー-デリダ論争の政治理論上の意義
- はじめに
- 第一節 デリダの批判 解釈学と脱構築
- 1 他者の不在
- 2 テクストとエクリチュール
- 第二節 ラディカルな解釈学から差異の政治ヘ ジャンニ・ヴァッティモの政治理論
- 1 ニヒリズム的解釈学
- 2 解釈学的共産主義
- 3 キリスト教とヨーロッパ
- 第三節 ガーダマーからの応答(2) 解釈学的対話と文の抗争
- 1 同一性と差異
- 2 形而上学の終焉
- 3 反転した形而上学
- おわりに
- 第七章 ガーダマーとチャールズ・テイラー 政治理論としての哲学的解釈学
- はじめに
- 第一節 「間」としての哲学的解釈学
- 第二節 哲学的解釈学のアポリア
- おわりに
- 結 政治的なるものと宗教的なるものの間で
- あとがき
- 註
- 参考文献
製品情報
製品名 | ハンス=ゲオルグ・ガーダマーの政治哲学 解釈学的政治理論の地平 |
---|---|
著者名 | 著:加藤 哲理 |