カントの批判哲学と自然科学 『自然科学の形而上学的原理』の研究

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カントの批判哲学と自然科学 『自然科学の形而上学的原理』の研究
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内容紹介

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目次

  • まえがき
  • 凡例
  • 目次
  • 序章 『自然科学の形而上学的原理』という著作
  • 一 自然科学と形而上学
  • 二 『原理』の成立状況
  • 三 「自然科学の形而上学的原理」という表題
  • 四 『原理』序文の内容
  • 五 『原理』本論の内容
  • 第一章 数学的自然科学の形而上学的基礎づけの問題
  • はじめに
  • 一 『原理』の課題
  • 二 物質の経験的概念について
  • 三 『原理』と近代自然科学との関係
  • 第二章 純粋自然科学と経験的自然科学のあいだ 『自然科学の形而上学的原理』から『オープス・ポストゥムム』へ
  • はじめに
  • 一 純粋自然科学とは何か
  • 二 「動力学に対する総注」の意義
  • 三 『オープス・ポストゥムム』の課題
  • 四 カントにおける熱素の概念
  • 第三章 カントにおける実在性と客観的実在性 実在性としての力
  • はじめに
  • 一 実在性とは何か
  • 二 客観的実在性とは何か
  • 三 実在性としての力
  • 四 物体の運動と実在性としての力
  • 第四章 カントの力学論における力、慣性、質量概念の再検討 ニュートン力学との対比を中心に
  • はじめに
  • 一 『原理』の力学章に見られるカントの力概念
  • 二 『活力測定考』におけるカントの力概念
  • 三 『プリンキピア』における力と慣性
  • 四 『自然モナド論』および『運動と静止』に見られる力と慣性
  • 五 ニュートンの質量概念
  • 六 『原理』力学章におけるカントの質量概念
  • 第五章 カントの運動経験の理論
  • はじめに
  • 一 現象学の課題
  • 二 運動学のレベルにおける運動の規定
  • 三 動力学のレベルにおける運動の規定
  • 四 力学のレベルにおける運動の規定
  • 第六章 カントの動力学的空間論
  • はじめに
  • 一 『批判』の感性論における空間論
  • 二 批判期前におけるカントの空間論
  • 三 ニュートンの運動論 vs. カントの運動論
  • 四 運動の規定と絶対空間
  • 第七章 自然科学と自然哲学
  • はじめに
  • 一 自然科学の認識批判的な基礎づけとしての自然形而上学
  • 二 物質の運動経験の構成原理としての運動学と力学
  • 三 動力学的自然哲学と批判哲学的存在論
  • 第八章 カントの動力学論と現象的存在論
  • はじめに
  • 一 カントの動力学論の基本特徴
  • 二 カントの動力学論と空間論
  • 三 動力学的自然哲学と現象的存在論
  • 四 空間の超越論的観念性と動力学論
  • あとがき
  • 参考文献一覧

製品情報

製品名 カントの批判哲学と自然科学 『自然科学の形而上学的原理』の研究
著者名 著:犬竹 正幸

著者紹介

著:犬竹 正幸(イヌタケ マサユキ)

1952年生まれ。拓殖大学政経学部教授。京都大学文学部哲学科卒業、同大学院文学研究科博士課程単位取得。ドイツ・マールブルク大学にて在外研究。
著書に、『カントの批判哲学と自然科学』『カント全集 12巻』『カント全集 別巻』(共著)『哲学と人間観』などがある。

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