独仏関係と戦後ヨーロッパ国際秩序 ドゴール外交とヨーロッパの構築 1958-1969

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独仏関係と戦後ヨーロッパ国際秩序 ドゴール外交とヨーロッパの構築 1958-1969
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内容紹介

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目次

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  • 序章 戦後ヨーロッパ国際関係史の再構築
  • 第一部 「大構想」の実現を目指して 一九五八-一九六三:ドゴール=アデナウアー時代のヨーロッパ国際政治
  • 第一章 アングロサクソン、アルジェリア、世界政策 一九五八─一九六〇:ドゴール政権復帰後のフランス外交
  • 第一節 政権復帰前のドゴールのドイツ・ヨーロッパ政策
  • 第二節 ドゴールの「世界政策」の発動:三頭制改革とユーラフリック秩序の追求
  • 第三節 ドゴールのヨーロッパ安全保障政策の転換
  • 第二章 政治同盟交渉 一九五九─一九六二
  • 第一節 政治同盟構想
  • 第二節 政治同盟協議の開始:パリ会談からボン宣言発表へ
  • 第三節 フーシェプラン交渉の開始とその頓挫
  • 第三章 米仏二つの大構想と西ドイツ外交 一九六一─一九六二
  • 第一節 ベルリン危機と戦略転換:柔軟反応戦略の登場
  • 第二節 二つの大構想:MLFをめぐるドゴール、ケネディ、アデナウアーの衝突
  • 第三節 独仏提携の試みとナッソー宣言の衝撃
  • 第四章 エリゼ条約の成立一九六二─一九六三
  • 第一節 独仏関係の「和解」:政治同盟の二国間解決と相互公式訪問
  • 第二節 イギリス加盟交渉と仏英関係
  • 第三節 協定か条約か:独仏提携交渉の進展と議会批准問題
  • 第四節 ドゴールの記者会見とエリゼ条約の成立:独仏関係、大西洋同盟、ヨーロッパ統合の交錯
  • 第五節 前文問題:エリゼ条約成立の反響と西独批准への道
  • 第二部 「大構想」後のヨーロッパ国際政治の危機とその克服 一九六三─一九六九:デタントと共同市場
  • 第五章 ドゴール外交の「頂点」 一九六三─一九六六:自主外交とデタントヘの転回
  • 第一節 ヨーロッパの核防衛秩序:MLF対ドゴール
  • 第二節 ドゴール外交の「デタント的転回」と「自主外交」の登場
  • 第三節 フランスのNATO部分撤退と対ソ接近
  • 第六章 ヨーロッパ・デタント 一九六三─一九六八:西ドイツによる東西関係変革の模索
  • 第一節 西ドイツのドイツ政策の転換:シュレーダー外交とブラント外交
  • 第二節 アルメル報告の採択と同盟のデタントヘの対応:全ヨーロッパ的秩序へ
  • 第七章 ヨーロッパ統合の危機 一九六三─一九六五
  • 第一節 六三年危機からの脱却:サンクロニザシオンと共通農業政策交渉
  • 第二節 エアハルト・イニシアティブ:政治同盟交渉復活の試みと独仏関係の隘路
  • 第三節 空席危機へ
  • 第八章 ヨーロッパ共同体の定着 一九六五─一九六九
  • 第一節 空席危機とその解決
  • 第二節 空席危機後のEEC:共同体政策の深化と第二次イギリス加盟交渉の破綻
  • 第三節 「フランス問題」の解決と共同体の定着:西独イニシアティブからハーグヘ
  • 終章 統合されたヨーロッパと多極化された世界
  • あとがき
  • 史料・参考文献一覧

製品情報

製品名 独仏関係と戦後ヨーロッパ国際秩序 ドゴール外交とヨーロッパの構築 1958-1969
著者名 著:川嶋 周一

著者紹介

著:川嶋 周一(カワシマ シュウイチ)

1972年生まれ。政治学者、明治大学政治経済学部政治学科教授。北海道大学法学部卒業、同大学院法学研究科修士課程修了。パリ第4大学DEA(Diplome d'Etudes Approfondies)取得。北海道大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学。専門は政治学、国際政治史、ヨーロッパ政治外交史(EU研究含)。
著書に、『独仏関係と戦後ヨーロッパ国際秩序――ドゴール外交とヨーロッパの構築 1958-1969』(渋沢・クローデル賞)などがある。

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