芸術と技術 ハイデッガーの問い

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芸術と技術 ハイデッガーの問い
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内容紹介

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目次

  • 凡例
  • 序章 問題の所在
  • 一 主題「芸術と技術」について
  • 二 「世界の意味」の問題連関から
  • 三 本書の構成
  • 第一章 意味と世界 思索の端緒において
  • 第一節 現象学と解釈学 意味への問い
  • 第二節 アリストテレスの受容 ポイエーシスとテクネーの視点から
  • 一 生の意味から有の意味へ
  • 二 古代ギリシアにおけるポイエーシスとテクネー
  • 1) アリストテレスにおけるテクネー
  • 2) プラトンにおけるテクネー
  • 3) テクネーとロゴス
  • 第二章 『存在と時間』の思索圏
  • 第一節 存在の意味への問しとテクネー
  • 一 『存在と時間』の根本意図
  • 二 道具分析の射程
  • 1) 有意義性と意味
  • 2) 類落の構造
  • 3) 無意義性、世界の無
  • 第二節 『存在と時間』の途絶へ
  • 一 時性の分析と残される問題
  • 1) 時性とテンポラリテート
  • 2) 根拠と無
  • 二 『存在と時間』の問題性 ロゴスの視点から
  • 第三章 芸術と真理
  • 第一節 道具と作品 エルゴンの分析
  • 第二節 作品と真理
  • 第三節 真理と芸術
  • 一 真理の本質
  • 二 芸術の本質としての詩作
  • 第四章 性起の思索空間
  • 第一節 性起
  • 一 由来としてのヘルダーリンの詩作
  • 二 「応対」と「戦い」
  • 第二節 省慮 意味から真理へ
  • 第三節 芸術と技術 第一の主題化
  • 一 三〇年代後半における「芸術と技術」
  • 二 ビュシスとテクネー
  • 三 政治的なものへの問い
  • 1) 『ドイツの大学の自己主張』
  • 2) 芸術、政治、技術
  • 第五章 ニーチェとの対決 ニヒリズムの本質への問い
  • 第一節 芸術をめぐるニーチェとの対決
  • 一 芸術としての力ヘの意志
  • 二 真理と芸術
  • 三 作品と感性的なもの
  • 第二節 永劫回帰思想 創造と瞬間
  • 第三節 ニヒリズムの完成としてのニーチェ 
  • 一 大地の意味としての超人
  • 二 家郷喪失性と家郷の創造
  • 第六章 四方界と集立態
  • 第一節 世界と物
  • 一 物と四方界
  • 二 真理から場所ヘ 芸術作品から物へ、応対と戦いから四方界へ
  • 三 場所としての物
  • 第二節 技術の本質への問い
  • 一 現代技術の本質としての集立態
  • 二 危険
  • 第三節 芸術と技術 第二の主題化
  • 一 転回としての「芸術と技術」
  • 二 覚え書きの中の「芸術と技術」
  • 第七章 言葉と世界
  • 第一節 思索と詩作
  • 一 解明と究明
  • 二 世界、吻、言葉
  • 1) トラークル 詩の場所の究明
  • 2) ゲオルゲ 詩作と思索の隣接性
  • 第二節 情報としての言語
  • 一 情報言語とサイバネティックス
  • 二 言葉における危険
  • 第三節 家郷としての言葉
  • 一 有(存在)の家
  • 二 感性的な意味 家の友、ヘーベル
  • 三 対話
  • 第八章 技術時代における可能性
  • 第一節 放下と場所
  • 一 技術的世界に覆蔵されている意味
  • 二 家郷の省慮
  • 三 意味と場所
  • 第二節 芸術の可能性
  • 一 彫刻
  • 二 絵画
  • 1) クレー
  • 2) セザンヌ
  • 三 東アジア的芸術との対話
  • 結び
  • あとがき
  • 文献表

製品情報

製品名 芸術と技術 ハイデッガーの問い
著者名 著:秋富 克哉

著者紹介

著:秋富 克哉(アキトミ カツヤ)

1962年生まれ。京都大学文学部哲学科卒業、京都大学大学院文学研究科博士後期課程宗教学専攻学修退学。文学博士。フンボルト奨学生としてミュンヘン大学に留学。京都工芸繊維大学工芸学部教授。
著書に、『芸術と技術』『共同研究 共生 そのエトス、パトス、ロゴス』(共著)『再考 三木清』(共著)『日本発の「世界」思想』(共著)『続・ハイデガー読本』(共著)などがある。

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