政治と倫理 共同性を巡るヘブライとギリシアからの問い

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セイジトリンリ キョウドウセイヲメグルヘブライトギリシアカラノトイ
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政治と倫理 共同性を巡るヘブライとギリシアからの問い
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内容紹介

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目次

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  • 序章 探求の道筋
  • 第 I 部 ヘブライ的思考 M・ウォルツァーを素材として
  • 第一章 ピューリタンの聖徒と出エジプト
  • 一 ウォルツァーヘの接近
  • 二 政治理論のなかでのウォルツァー 社会的意味に依拠した批判
  • 三 解放 社会的意味形成のモーメントとしての“起源”
  • 1 出エジプト記とカルヴァン
  • 2 連帯を通じた聖徒の人格の変容 ピューリタンの聖徒の場合
  • 四 解放の正義から社会正義への道程
  • 1 ピューリタンの社会批判
  • 2 聖徒の隘路 隣人の忘却
  • 五 出エジプトの物語への還帰
  • 第二章 創造と出エジプト
  • 一 ウォルツァーとポスト構造主義における人間観との相違
  • 二 出エジプトの物語から創造へ
  • 三 政治から倫理へ
  • 四 正義の実践
  • 五 「繰り返し継いでいくこと」の意味
  • 第三章 命令と命法
  • 第 II 部 ギリシア的思考
  • 第四章 ギリシア的思考における思惟と存在の関係の概観
  • 一 思惟と存在の同一性
  • 二 プラトンとプロティノスにおける oν, μn, oν
  • 三 「それ」に向かう思惟のもつ道徳性
  • 第五章 共同性への関心と美的無関心
  • 一 政治共同体の精神史的構造
  • 二 カントにおける美と社会性
  • 三 ストルニッツのシャフツベリ観 美的無関心
  • 四 カッシーラーのシャフツベリ観 本来的共感
  • 五 シャフツベリからラヴェッソンヘ
  • 第 III 部 ヘブライ的思考とギリシア的思考の交叉
  • 第六章 デモクラシーヘの志向的超越 H・ベルクソン
  • 一 ベルクソンヘの接近
  • 二 魂の身体への下降 「プロティノス講義」VIII節と「夢」を素材として
  • 三 個体的生への関心 『物質と記憶』第三章
  • 四 共同性への関心 『道徳と宗教の二源泉』
  • 五 共同の生という倫理
  • 第七章 共通世界としてのヨーロッパヘの還帰 P・ヴァレリー
  • 一 レオナルド・ダ・ヴィンチの精神史的意味
  • 二 私の眼の全体化 一九一〇年代までのヴァレリー
  • 1 『レオナルド・ダ・ヴィンチの方法への序説』
  • 2 『テスト氏との一夜』および「ドイツ的制覇」
  • 3 眼差の転回の契機
  • 三 眼差の転回 ヨーロッパという共通世界へ
  • 四 言葉たる命令の実践
  • 結び
  • あとがき

製品情報

製品名 政治と倫理 共同性を巡るヘブライとギリシアからの問い
著者名 著:藤田 潤一郎

著者紹介

著:藤田 潤一郎(フジタ ジュンイチロウ)

1969年生まれ。政治学者。関東学院大学法学部教授。京都大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。法学博士。専門は、西洋政治思想史。
著書に、『存在と秩序 人間を巡るヘブライとギリシアからの問い』 『民主主義を考える 過去、現在そして未来へ』(共著)『創造する「平和」 共同性への模索と試み 』(共著9『ヨーロッパにおける政治思想史と精神史の交叉 過去を省み、未来へ進む』(共著)『政治と倫理 共同性を巡るヘブライとギリシアからの問い』などがある。

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