改宗と亡命の社会史 近世スイスにおける国家・共同体・個人

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改宗と亡命の社会史 近世スイスにおける国家・共同体・個人
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内容紹介

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目次

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  • 貨幣換算表
  • 序論 近世史研究の動向と問題の所在 諸宗派の歴史的役割をめぐって
  • はじめに
  • 一 「社会的規律化」と「宗派化」の理論
  • 二 家父長制強化論と女性抑圧論
  • 三 「宗派化」「規律化」論への批判 その達成度をめぐって
  • 四 「宗派化」「規律化」論への批判 その担い手をめぐって
  • 五 家父長制強化論・女性抑圧論への批判
  • 六 「個人」のゆくえ
  • おわりに 本書の課題と方法
  • 第一章 近世スイスの宗派情勢
  • はじめに
  • 一 スイス盟約者団の内部構造
  • 二 「宗派化」と「規律化」の諸相
  • 三 日常現象としての改宗
  • おわりに
  • 第二章 聖職者の改宗と亡命
  • はじめに
  • 一 真の宗教と偽りの宗教
  • 二 奇妙な人材の交換
  • 三 改宗聖職者の事件簿
  • 四 再改宗
  • おわりに
  • 第三章 信徒の改宗と亡命
  • はじめに
  • 一 新しい信仰と古い信仰
  • 二 つくられた改宗者
  • 三 諸邦の改宗者援助政策
  • 四 したたかな個人
  • 五 貧しい人々
  • おわりに
  • 第四章 女性および未成年者の改宗と亡命
  • はじめに
  • 一 生存競争
  • 二 転落者と放浪者
  • 三 結婚と家族の秩序
  • 四 遺産相続
  • 五 未成年者
  • おわりに
  • 第五章 国家・共同体・個人
  • はじめに
  • 一 門閥都市国家の政治と社会 ルツェルンの場合
  • 二 村落共同体と改宗者
  • 三 都市共同体と改宗者
  • 四 国家による新しい「公益」政策
  • 五 国家と共同体のあいだで
  • 六 スイス農民戦争と平民世界の「脱宗派化」
  • おわりに
  • 結論
  • あとがき
  • 参考文献一覧(略記号付)

製品情報

製品名 改宗と亡命の社会史 近世スイスにおける国家・共同体・個人
著者名 著:踊 共二

著者紹介

著:踊 共二(オドリ トモジ)

1960年生まれ。歴史学者。武蔵大学人文学部教授。早稲田大学第一文学部卒業、同大学大学院文学研究科博士課程を満期退学。博士(文学)。専門は、スイス史、中近世ヨーロッパ史。
著書に、『改宗と亡命の社会史 近世スイスにおける国家・共同体・個人』『ヨーロッパ読本 スイス』(共編著)『図説スイスの歴史』『スイス史研究の新地平 都市・農村・国家』(共編著)『中近世ヨーロッパの宗教と政治 キリスト教世界の統一性と多元性』(共編著)などがある。

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