先秦の社会と思想(中国学芸叢書) 中国文化の核心

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先秦の社会と思想(中国学芸叢書) 中国文化の核心
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内容紹介

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目次

  • はじめに 本書の目的と立場
  • 第一節 先秦とはいかなる時代か、いかに理解すべきか
  • 第二節 史料について
  • 第一部 血族社会の世界観
  • 問題の提示
  • 第一章 古代人と髪
  • 第一節 髪と刑罰・兵士俑の髪型
  • 第二節 髪の機能
  • 第三節 髪の意味
  • 第四節 原中国における髪の意味
  • まとめ
  • 第二章 人間と植物の類比的認識
  • 第一節 土毛・不毛
  • 第二節 文王孫子、本支百世
  • 第三節 『詩経』と類比的認識
  • まとめ 
  • 第三章 血族の長期的存続
  • 第一節 世という文字
  • 第二節 生命の継起的連続
  • 第三節 舜の子孫
  • 第四節 血縁の長期存続と祭祀
  • 第五節 世系・世本
  • 第六節 世の意識
  • 第七節 不死鳥の陳国
  • 第八節 祭祀継続の理由
  • まとめ
  • 小結 戦国時代へ
  • 第二部 『老子』思想の歴史的研究
  • 問題の提示
  • 第一章 『老子』思想の本質とその背景
  • 第一節 『老子』の本質
  • 第二節 再読「鄭伯、段に〓に克つ」
  • 第三節 『老子』的処世の遍在
  • 第四節 范氏一族の処世
  • 第五節 支配層の意志決定
  • まとめ
  • 第二章 歴史と『老子』
  • 第一節 歴史とは
  • 第二節 他族の歴史の教訓
  • 第三節 鑑としての歴史・のっとるべき善
  • 第四節 敬の処世
  • 第五節 敬と『老子』
  • 第六節 敬の具体化
  • 第七節 歴史の事実の抽象化と『老子』思想
  • 第八節 『老子』的思想の遍在
  • まとめ
  • 第三章 天道と道
  • 第一節 史官なるもの
  • 第二節 道と『老子』
  • 第三節 史官の直筆
  • 第四節 シャーマンから史官へ 夏后啓とその子孫
  • まとめ
  • おわりに
  • あとがき

製品情報

製品名 先秦の社会と思想(中国学芸叢書) 中国文化の核心
著者名 著:高木 智見

著者紹介

著:高木 智見(タカギ サトミ)

1955年生まれ。 中国哲学、中国史学者。山口大学名誉教授。名古屋大学文学部史学科卒業、同大学院文学研究科史学地理学満期退学。博士(歴史学)。専門は中国先秦文化史・中国古代思想。
著書に、『先秦の社会と思想 』『孔子 我,戦えば則ち克つ』『内藤湖南 近代人文学の原点』など、
訳書に、楊寛『中国都城の起源と発展』(共訳) 黄石林, 朱乃誠『中国考古の重要発見』鄭振鐸『伝統中国の歴史人類学 王権・民衆・心性』朱淵清『中国出土文献の世界 新発見と学術の歴史』などがある。

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