神学的言語の研究

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神学的言語の研究
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内容紹介

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目次

  • まえがき
  • 目次
  • 序論
  • 第一章 「学」としての神学
  • I 「学」としての神学の可能性
  • II 「学」としての神学をめぐる問い
  • III 「学」としての神学と現代の哲学的状況
  • IV トマスにおける「学」としての神学
  • V 「学」としての神学をめぐる問題
  • 第二章 トマス・アクィナスと神学的言語
  • I 神学と聖書
  • II 神学的言語について
  • III 『神学大全』における神学的言語の展開と変容
  • IV 結語
  • 本論
  • 第三章 神学的言語としてのアナロギア
  • I トマス神学とアナロギア
  • II トマスの「アナロギア」理解
  • III 神認識とアナロギア
  • IV アナロギアと神学的言語
  • 第四章 神学的言語としての「神の像」(1) 「神の像」再考
  • I はじめに 問題
  • II 「人間の尊厳」をめぐる問題
  • III 「神の像」としての人間の正しい理解をめざして
  • IV 人間本性と「人間の尊厳」 真のヒューマニズムヘの道
  • 第五章 神学的言語としての「神の像」(2) トマス・アクィナスにおける神学的言語としての「神の像」
  • I はじめに 問題
  • II 「神の像」の概念
  • III 「神の像」としての人間
  • IV 結び
  • 第六章 トマスにおける神学的言語としての「悪」(1)
  • I 問題 二つの「悪」言語
  • II 欠如(privatio)としての悪
  • III 倫理的悪とは何か
  • 第七章 トマスにおける神学的言語としての「悪」(2)
  • I 問題
  • II キリストにおける悪
  • III キリストの罪
  • IV 結論 キリスト論的「悪」理解
  • 第八章 キリスト論と神学的言語
  • I 問題 「学」としての神学
  • II アンセルムスにおける「学」としての神学
  • III 神学的言語としての「適わしさ」
  • IV 「受肉」の神秘 聖書と神学的探求
  • V 神学的言語としての「受肉」
  • VI 結論 「神学的言語」の諸問題
  • 第九章 受肉と神化
  • I 序論 問題
  • II 見神と神化(1)
  • III 見神と神化(2)
  • IV キリストにおける至福なる知
  • V 『神学大全』における神学的言語としての受肉と神化 結論
  • 付論
  • 一 トマス・アクィナス『神学大全』の基本的構想
  • 二 神学的言語について
  • 1 はじめに
  • 2 神学的言語と宗教的言語
  • 3 教義と神学
  • 4 神学と聖書
  • 5 「学」としての神学
  • 6 神学と神秘的経験
  • 7 『神学大全』第一部における神学的言語
  • 8 『神学大全』第二、三部における神学的言語

製品情報

製品名 神学的言語の研究
著者名 著:稲垣 良典

著者紹介

著:稲垣 良典(イナガキ リョウスケ)

1928年生まれ。東京大学文学部卒業。アメリカ・カトリック大学大学院哲学研究科にてPh.D.を取得。文学博士(東京大学)。九州大学名誉教授。専門は中世スコラ哲学。『神学大全』翻訳で第67回毎日出版文化賞、『トマス・アクィナスの神学』および『トマス・アクィナス 「存在」の形而上学』で第27回和辻哲郎文化賞をそれぞれ受賞。

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