レッシングとドイツ啓蒙 レッシング宗教哲学の研究

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レッシングとドイツ啓蒙 レッシング宗教哲学の研究
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内容紹介

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目次

  • 凡例
  • 文献略号
  • はしがき
  • 目次
  • 序論 レッシング研究の意義と課題
  • 第一節 レッシングの精神史的意義
  • 第二節 レッシングと近代プロテスタント神学
  • 第三節 レッシング研究の課題
  • 第四節 レッシング研究の方法
  • 第一章 レッシングとキリスト教
  • はじめに
  • 第一節 レッシングの修業時代
  • 第二節 レッシングと「断片論争」
  • 第三節 レッシングの神学的立場
  • 第四節 レッシングと「真理探求の道」
  • 第五節 レッシングの神学思想
  • むすび
  • 第二章 若きレッシングの宗教思想
  • はじめに
  • 第一節 若き自由著作家の軌跡
  • 第二節 若きレッシングの宗教的懐疑
  • 第三節 若きレッシングの神学批評
  • 第四節 喜劇『ユダヤ人』と普遍的人間性の理想
  • 第五節 『理性のキリスト教』におけるレッシングの思弁
  • むすび
  • 第三章 レッシングとゲッツェの論争
  • はじめに
  • 第一節 論争の背景とその経緯
  • 第二節 ゲッツェの攻撃
  • 第三節 レッシングの弁明
  • 第四節 レッシングの『反ゲッツェ論』
  • むすび
  • 第四章 レッシングの「厭わしい広い濠」
  • はじめに
  • 第一節 霊と力の証明
  • 第二節 歴史の真理と理性の真理
  • 第三節 宗教の「内的真理」
  • 第四節 真のキリスト教的な愛
  • 第五節 「レッシングの濠」の真正性
  • 第六節 レッシングの問題とペテロの問題
  • むすび
  • 第五章 『賢者ナータン』とレッシングの「人間性の思想」
  • はじめに
  • 第一節 『賢者ナータン』の成立の背景とその主題
  • 第二節 三つの指環の譬喩
  • 第三節 中間時における歴史的宗教の真理性
  • 第四節 ナータンと人間性の教育
  • 第五節 ナータン的理性の本質
  • むすび
  • 第六章 『人類の教育』におけるレッシングの根本思想
  • はじめに
  • 第一節 『人類の教育』の基本的特質 予備的考察
  • 第二節 『人類の教育』の基本構造
  • 第三節 レッシングの歴史的境位
  • 第四節 人類の教育としての啓示
  • 第五節 啓示と理性の関係(1) 旧約聖書の時代
  • 第六節 啓示と理性の関係(2) 新約聖書の時代
  • 第七節 「新しい永遠の福音」と人類の完成
  • 第八節 再受肉の思想
  • 第九節 結論的考察
  • むすび
  • 第七章 レッシングの「スピノザ主義」
  • はじめに
  • 第一節 「汎神論論争」の発端
  • 第二節 レッシングとヤコービの会話
  • 第三節 ヤコービとスピノザ主義
  • 第四節 メンデルスゾーンと「純化された汎神論」
  • 第五節 レッシングの「ヘン・カイ・パーン」
  • 第六節 レッシングの万有在神論
  • 第七節 結論的考察
  • むすび
  • 附録 レッシング『人類の教育』(全訳)
  • あとがき
  • 参考文献

製品情報

製品名 レッシングとドイツ啓蒙 レッシング宗教哲学の研究
著者名 著:安酸 敏眞

著者紹介

著:安酸 敏眞(ヤスカタ トシマサ)

1952年生まれ。思想史研究者。北海学園理事長。京都大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。ヴァンダービルト大学大学院修了。Ph.D.(ヴァンダービルト大学)。
著書に、『レッシングとドイツ啓蒙 レッシング宗教哲学の研究』『歴史と探求-レッシング・トレルチ・ニーバー』『キリスト論論争史』(共著)『歴史と解釈学 《ベルリン精神》の系譜学』『人文学概論 新しい人文学の地平を求めて』『欧米留学の原風景 福沢諭吉から鶴見俊輔へ』など、
訳書に、E.トレルチ『信仰論』F.W.グラーフ『トレルチとドイツ文化プロテスタンティズム』(共編訳)カール・バルト『十九世紀のプロテスタント神学 中』(共訳)カール・バルト『十九世紀のプロテスタント神学 下』(共訳)アウグスト・ベーク『解釈学と批判 古典文献学の精髄』F.N.グラーフ『キリスト教の主要神学者 下』などがある。

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