コミュニティの法理論(現代自由学芸叢書)

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コミュニティの法理論(現代自由学芸叢書)
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内容紹介

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目次

  • はしがき
  • 目次
  • 第一章 決定権限の分散現象についての問題提起 真野まちづくりと神戸市まちづくり条例 
  • 一 なぜ真野地区からはじめるか
  • 二 神戸市まちづくり条例の概要
  • 三 まちづくり条例における決定権限の分散
  • 四 真野まちづくりの展開
  • 五 決定権限の分散の理論的諸相
  • (1) 決定権限の分散の概念 事実上の公共的意思の制度上の公共的意思への転換
  • (2) 決定権限の分散概念の拡張
  • 第二章 ドイツにおける決定権限の分散 ドイツの「自治体内下位区分」とブレーメン市の地域評議会 
  • 一 ドイツにおける決定権限分散=自治体内下位区分制度
  • 二 「地域事務所」 「地域評議会」制度の形成
  • 三 区域割り
  • 四 地域評議会の組織
  • (1) 地域評議会の選挙
  • (2) 構成会議
  • (3) 定例会議
  • (4) 地域評議会構成員
  • (5) 委員会
  • (6) その他
  • 五 地域事務所
  • (1) 地域事務所
  • (2) 地域事務所長
  • 六 地域評議会の任務と権限
  • (1) 地域評議会の任務(第五条)
  • (2) 参加権(第六条)
  • (3) 決定権(第七条)
  • (4) 議会委員会との関係(第八条)
  • 第三章 コミュニティ制度の日独比較は可能か
  • 一 政党を基礎とする住民組織
  • (1) 地域の基礎組織としての政党と町内会
  • (2) 「政治的」住民組織の諸相
  • 二 地域評議会活動における「政治的なるもの」の概念
  • 三 地域評議会は住民組織といえるか
  • (1) 名誉職(Ehrenamt)
  • (2) 政治的出世
  • (3) 組織エリアの適正規模
  • (4) 補説 パリ・コミューンとの比較
  • 第四章 決定権限の地域分散の構造
  • 一 基礎的地域組織の諸問題 町内会を問う
  • 二 住民組織の職務ないし権限の対象範囲と性格
  • (1) コミュニティ・センター自主管理
  • (2) 住民協議会
  • 三 住民組織の構成員
  • (1) 全員メンバーシップの理念と現実
  • (2) プレーメン市の事後改善事業における住民参加制度
  • 四 住民組織の組織エリア
  • 五 住民組織の意思表明 多数決か全員一致か
  • 六 決定権限の諸類型と強弱
  • (1) 意思実現の二つの局面 「転化局面」と「貫徹局面」 
  • (2) 制度上の権限と事実上の実効性
  • (3) 決定権限の規範論理的類型論
  • 第五章 コミュニティヘの道
  • 一 あるコミュニティ形成過程 横浜市ドリームハイツ地区
  • 二 コミュニティの源泉について 幼児教室すぎのこ会の歩み
  • 三 コミュニティの共同性の実体について
  • 四 コミュニティヘの道
  • 文献解題

製品情報

製品名 コミュニティの法理論(現代自由学芸叢書)
著者名 著:名和田 是彦

著者紹介

著:名和田 是彦(ナワタ ヨシヒコ)

1955年生まれ。政治学者。法政大学法学部教授。東京大学法学部卒業、同大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。専門は、コミュニティ論、公共哲学。
著書は、『コミュニティの自治』(編著)『社会国家・中間団体・市民権』(編著)『コミュニティの法理論 』 などがある。

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