テオフラストスの未検討テキスト『形而上学』を、序論・本文訳・詳細な註解を施して、初期アカデメイアの哲学的議論を解明する。 【目次より】 まえがき 目次 序論 1 テオフラストスの生涯 2 『形而上学』の構成 3 アポリアとしての哲学 4 著作時期について 5 テクストの歴史(伝承・写本・刊本) 本文訳 註解 文献
同時性の問題
東 専一郎
神学大全10 第II-1部 第22問題~第48問題
トマス・アクィナス,森 啓
デリダ 脱構築と正義
高橋 哲哉
アーリヤ人の誕生 新インド学入門
長田 俊樹
中期ハイデガーの思索と転回
茅野 良男
不安と冒険
ペーター・ヴースト,永野 藤夫
禅門の異流 盤珪・正三・良寛・一休
秋月 龍ミン
ハンス=ゲオルグ・ガーダマーの政治哲学 解釈学的政治理論の地平
加藤 哲理
臨済録のことば 禅の語録を読む
小川 隆
フッサール間主観性の現象学
浜渦 辰二
わたしの哲学入門
木田 元
習慣の哲学
稲垣 良典
1943年生まれ。早稲田大学大学院修了。専攻は古代ギリシア哲学・宗教。国立アテネ大学大学院に留学、古代宗教史を研究。早稲田大学文学学術院教授。著書に、『大隈重信『東西文明之調和』を読む』(共著)など、訳書に、『ギリシア宗教史』(共訳)などがある。