イスラーム財産法の成立と変容

創文社オンデマンド叢書
イスラームザイサンホウノセイリツトヘンヨウ
  • 電子のみ
イスラーム財産法の成立と変容
自分メモ
気になった本やコミックの情報を自分に送れます

内容紹介

© 

+ もっとみる

目次

  • はじめに
  • 凡例
  • 目次
  • 序論
  • 第一章 シャリーアとフィクフの概念と学派の成立
  • 第二章 所有権の構造
  • 第一節 アインとマンファア
  • 第二節 果実の概念
  • 第三節 使用価値の法的性質
  • 第四節 補足
  • 第一部 契約の効力
  • 第一章 総論
  • 第一節 効力から見た契約の分類
  • 第二節 契約の取消と解除
  • 第二章 不成立の契約
  • 第一節 定義と法律効果
  • 第二節 マーリク派における無効の概念
  • 第三節 当事者の能力
  • 第四節 目的物の適格性
  • 第五節 引渡が完了していない物の転売
  • 第三章 無効な契約
  • 第一節 総説
  • 第二節 リバー
  • 第三項 メディナ学説 食料の交換
  • 第三節 射倖性
  • 第四節 無効な約款マーリク派を中心として
  • 第五節 強迫
  • 第六節 シャーフィイーにおける無効の概念
  • 第七節 公益に反する契約
  • 第四章 効力未定の契約
  • 第五章 有効だが拘束力のない契約
  • 第一節 詐欺 総説
  • 第二節 売買契約における詐欺による取消と瑕疵選択権
  • 第三節 売買以外の契約における詐欺
  • 第四節 詐欺を含む特別な売買
  • 第二部 民事責任
  • 第一章 総論
  • 第一節 ダマーンの意義
  • 第二節 ダマーンの負担の基準の概要
  • 第二章 加害行為
  • 第一節 直接損害と間接損害の理論 総説
  • 第二節 ハナフィー派の理論
  • 第三節 マーリク派の理論
  • 第三章 責任占有
  • 第一節 総説
  • 第二節 侵奪
  • 第三節 特定物売買における危険負担
  • 第四章 預託占有
  • 第一節 総説
  • 第二節 踰越と懈怠
  • 第三節 各法律行為における責任
  • 第五章 害の法理
  • 第三部 法制度各論
  • 第一章 有償解放契約
  • 第一節 有償解放契約とパラモネー契約
  • 第二節 マーリク派
  • 第三節 ハナフィー派
  • 第四節 シャーフィイー派
  • 第五節 有償解放契約の社会的意義
  • 第二章 遺留分制度 「死の病」
  • 第一節 総説
  • 第二節 死の病制度の起源と展開
  • 第三節 死の病制度における主観的要素
  • 第四節 シャーフィイーの理論
  • 第五節 結論
  • 第三章 信頼売買
  • 第一節 制度の趣旨をめぐる従来の学説
  • 第二節 ムラーバハ売買
  • 第三節 タウリヤ売買
  • 第四章 マーリク派における賃約の解約
  • 第一節 履行不能
  • 第二節 使用価値の移転と賃約の解約と対価の支払
  • 第三節 合意解約に対する制限
  • 基本的語彙の説明
  • 人名一覧
  • 文献目録

製品情報

製品名 イスラーム財産法の成立と変容
著者名 著:柳橋 博之

著者紹介

著:柳橋 博之(ヤナギハシ ヒロユキ)

1958年生まれ。東洋史学者。東京大学大学院人文社会系研究科教授。東京大学文学部卒業、同大学院人文科学研究科修士課程修了、同大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。専門は、法制史、イスラーム法。
著書に、『現代ムスリム家族法』『イスラーム財産法の成立と変容』『イスラーム家族法』『イスラーム財産法』『イスラーム 知の遺産』(編)などがある。

オンライン書店で見る