世界遺産への道標 事例研究・芸術都市フィレンツェの経営政策

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世界遺産への道標 事例研究・芸術都市フィレンツェの経営政策
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内容紹介

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目次

  • 目次
  • 序 世界遺産とわれら 稲垣良典
  • 目次構成について 松田義幸
  • 第一部 世界遺産の背景――戦争と平和 いかに考えるか
  • 第一章 被爆七〇年の夏に想う 松田義幸――心の中に平和の砦を築く
  • 1 『文明の衝突』の投げかけた波紋
  • 2 『世界憲法シカゴ草案』と『聖トマス・アクィナスと世界国家』
  • 3 ハッチンス、アドラー、グレート・ブックス
  • 4 日本のグレート・ブックス運動の受容過程(1)
  • 5 日本のグレード・ブックス運動の受容過程(2)
  • 6 『ミルワード神父のシェイクスピア物語』開始
  • 7 被爆七〇年、忘れ得ぬ人々
  • 8 モーティマー・J・アドラー著『戦争と平和 いかに考えるか』
  • 第二章 世界遺産のための教養講座 松田義幸――異文化・異文明の相互理解に向けて
  • 1 今道友信先生の『実践美学原論』
  • 2 アーウィン・パノフスキー先生の『ゴシック建築とスコラ学』
  • 3 稲垣義典先生の『問題としての神』
  • 4 渡部昇一先生の『言語と民族の起源について』
  • 5 松浦晃一郎先生の『世界遺産』
  • 6 樺山紘一先生の『ルネサンスの歴史案内』
  • 7 田中英道先生の『ルネサンスの美術案内』
  • 第二部 事例研究・芸術都市フィレンツェの経営政策――美の実践による「世界美化」運動モデル
  • 第三章 フィレンツェ・ルネサンスの形成――世俗世界の現実を写しとった詩人ダンテ
  • <講演1> ルネサンス思想の系譜 今道友信
  • <講演2> ルネサンス時代の諸言語の饗宴 樺山紘一
  • <講演3> ルネサンス美術の伝統と革新 田中英道
  • <討論> 永遠の芸術都市フィレンツェ 今道友信/樺山紘一/田中英道/司会・松田善幸
  • 第四章 フィレンツェの芸術資本投資の理念と実際――美術修復の学際研究と先端技術の開発・蓄積
  • <講演1> イタリア・ルネサンスの都市経営史 樺山紘一
  • <講演2> 芸術産業都市のモデル「フィレンツェ」 田中英道
  • <講演3> 芸術都市フィレンツェの経営政策 松田義幸
  • <鼎談> 芸術都市経営の諸相 樺山紘一/田中英道/松田義幸
  • 第三部 ルネサンス世界遺産・心の旅――ヨーロッパ・ルネ
  • サンスの旅案内――
  • 第五章 ルネサンス研究の自分史―課題と展望――それぞれのルネサンス・ゼミ旅行
  • <講演1> 西洋中世史とルネサンスと私 樺山紘一
  • <講演2> イタリア美術史とルネサンスと私 田中英道
  • <講演3> グレート・ブックスとルネサンスと私 松田義幸
  • <附論> 『柏の葉ルネサンス塾』報告―ダンテフォーラムに学ぶ街づくり―― 徳山郁夫
  • 第六章 ロゲンドルフ先生の『和魂・洋魂』文献案内 松田善幸――上智大学クルトゥール・ハイム・サロンの時代
  • あとがき 松田善幸

製品情報

製品名 世界遺産への道標 事例研究・芸術都市フィレンツェの経営政策
著者名 著:今道 友信 著:樺山 紘一 著:田中 英道 著:徳山 郁夫 著:稲垣 良典 著:松田 義幸

著者紹介

著:今道 友信(イマミチ トモノブ)

1922~2012年。美学者、中世哲学研究者。東京大学名誉教授。東京大学文学部哲学科卒業。文学博士。「エコエティカ」(生命倫理による人間学・倫理学)を提唱。
著書に、『美の位相と藝術』『解釈の位置と方位』『同一性の自己塑性』『愛について』『美について』『アリストテレス』『東洋の美学』『東西の哲学』『断章空気への手紙』『現代の思想』『新しい知性と徳を求めて』『西洋哲学史』『存在と価値 現代哲学の課題』『詩と展景『エコエティカ』『自然哲学序説』『知の光を求めて 一哲学者の歩んだ道』『ダンテ「神曲」講義』『超越への指標』『中世の哲学』 『今道友信わが哲学を語る―今、私達は何をなすべきか』『美について考えるために』などがある。

著:樺山 紘一(カバヤマ コウイチ)

1941年東京生まれ。東京大学卒。専門は西洋中世史、西洋文化史。東京大学文学部教授、国立西洋美術館長を経て、現在、東京大学名誉教授、印刷博物館館長、渋沢栄一記念財団理事長。
主な著書に『歴史のなかのからだ』『ルネサンス』『ルネサンスと地中海』『世界史への扉』『西洋学事始』『歴史の歴史』などがある。

著:田中 英道(タナカ ヒデミチ)

1942年生まれ。東京大学文学部卒業。ストラスブール大学で博士号取得。現在、東北大学名誉教授。2006年酒田市より阿部次郎文化賞を受賞。
主著に、『日本美術全史』『ラ・トゥール 夜の画家の作品世界』『イタリア美術史 東洋から見た西洋美術の中心』 『ミケランジェロの世界像 システィナ礼拝堂天井画の研究』『日本美術傑作の見方・感じ方』『レオナルド・ダ・ヴィンチの世界像』『「やまとごころ」とは何か 日本文化の深層』などがある。

著:徳山 郁夫(トクヤマ イクオ)

徳山郁夫(とくやま いくお)
1947年生まれ。千葉大学名誉教授。柏の葉ルネサンス塾主宰。専門はスポーツ教育学。東京教育大学体育学部卒業、同大学大学院体育学研究科修了。千葉大学助手、千葉大学教養部講師、千葉大学教育学部助教授、千葉大学教育学部教授を歴任。

著:稲垣 良典(イナガキ リョウスケ)

1928年生まれ。東京大学文学部卒業。アメリカ・カトリック大学大学院哲学研究科にてPh.D.を取得。文学博士(東京大学)。九州大学名誉教授。専門は中世スコラ哲学。『神学大全』翻訳で第67回毎日出版文化賞、『トマス・アクィナスの神学』および『トマス・アクィナス 「存在」の形而上学』で第27回和辻哲郎文化賞をそれぞれ受賞。

著:松田 義幸(マツダ ヨシユキ)

1939年生まれ。学校法人尚美学園顧問。尚美学園大学名誉教授、森永エンゼル財団理事、小石川ロータリークラブ会員。専門は教育社会学・レジャー社会学。東京教育大学教育学部教育学科卒業。

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