共同討議 哲学とは何か

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共同討議 哲学とは何か
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内容紹介

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目次

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  • 第一章 哲学とはなにか 哲学の本質および方法
  • 哲学の方法としての対話
  • 哲学と現実生活
  • 悟りと哲学的真理
  • 魂の救いと哲学のデカダンス
  • 科学と宗教
  • 無の原理
  • 実存の反復としての哲学史
  • ヘーゲルにおける哲学史即哲学
  • 過去との対決としての哲学史
  • 哲学概論の二つの方向
  • 第二章 物質とはなにか 自然哲学
  • 問題への展望 下村寅太郎
  • 物質観の意味
  • 物質と生命
  • 自然とはなにか
  • デカルトと機械論的自然観
  • 現代物理学の物質観
  • 不確定性原理の認識論的意義
  • 物質的実在感
  • ニュートンの自然観とゲーテの自然観
  • カントにおける自然認識の二方向
  • 第三章 生命とはなにか 生の哲学
  • 問題への展望 三宅剛一
  • プラトンのプシケー
  • アリストテレスのエンテレケイア
  • スコラ哲学の生命形相
  • ルネサンス哲学の汎生気論
  • デカルト的機械論
  • ヘルデルの自然観
  • ディルタイの生の解釈学
  • フランス哲学における生
  • ショーペンハウエルとニーチェ
  • ダーウィンの進化論
  • 生の形而上学
  • ジンメル、シェーラー、ドリーシュ
  • 科学の立場と生の哲学
  • ジンメルの生の哲学
  • 生の哲学の限界
  • ベルグソンの哲学
  • プラグマチズム
  • ジェームスの純粋経験
  • ディルタイの生哲学と現象学
  • 世界観の類型と歴史主義
  • 歴史の問題
  • 第四章 歴史とはなにか 歴史哲学と唯物史観
  • 問題への展望 高坂正顕
  • 歴史哲学という言葉
  • ヘルデルの歴史哲学
  • カントの批判
  • ヘーゲルの歴史哲学の体系
  • コントとマルクス
  • ヘーゲルとマルクス
  • フォイエルバッハの感性的人間
  • 経済史観は実証的か
  • マルクス主義と実践
  • ベルジャエフのロシヤ革命観
  • 二つの終末観の総合
  • 第五章 人間とはなにか 人間学および実存哲学
  • 問題への展望 西谷啓治
  • 哲学の根本問題としての人間
  • ヘーゲルにおける三つの立場の総合
  • フォイエルバッハの人間学
  • キェルケゴール、ニーチェ、マルクス
  • ニーチェにおける生と学
  • シェーラーの哲学的人間学
  • 実存主義
  • ハイデッガーの哲学
  • ハイデッガーのニヒリズム
  • 死の問題
  • 第六章 人間はいかに生くべきか 道徳的危機とヒューマニズム
  • 道徳的危機の問題
  • キェルケゴールの求めた途
  • ヤスペルスの現代批判
  • サルトルの実存主義
  • 民衆政治としてのデモクラシー
  • 編集後記

製品情報

製品名 共同討議 哲学とは何か
著者名 著:務台 理作 著:三宅 剛一 著:高坂 正顕 著:西谷 啓治 著:下村 寅太郎

著者紹介

著:務台 理作(ムタイ リサク)

1890~1974年。哲学者。東京教育大学名誉教授。東京高等師範学校卒業。京都帝国大学文科哲学科、同大学院進学。文学博士。
『ヘーゲル研究』『フィヒテ 大教育家文庫16』『社会存在論』『現象学研究』『表現と論理』『場所の論理学』『文化と宗教』『西田哲学』『第三ヒウマニズムと平和』『現代倫理思想の研究』『科学・倫理・宗教 人類の幸福のために』『哲学概論』『人間と倫理』『現代のヒューマニズム』『幸福の探求 現代をどう生きるか』『思索と観察』『哲学十話』『務台理作と信州』『赤つち道 務台理作のうたと随筆』などがある。

著:三宅 剛一(ミヤケ ゴウイチ)

1895~1982年。哲学者。東北帝国大学、京都大学教授。京都帝国大学哲学科卒業。専門は、臨床哲学・倫理学。
著書に、『学の形成と自然的世界 西洋哲学の歴史的研究』『数理哲学思想史』『ハイデッガーの哲学』『十九世紀哲学史』『人間存在論』『道徳の哲学』『芸術論の試み』『時間論』『哲学概論』『経験的現実の哲学』『ドイツ観念論に於ける人間存在の把握』などがある。

著:高坂 正顕(コウサカ マサアキ)

1900~1969年。哲学者。文学博士。専門は、カント哲学。京都学派の一人。西谷啓治、高山岩男、鈴木成高と共に「京都学派四天王」と呼ばれる。著書に、『高坂正顕著作集』(全8巻)『西洋哲学史』『哲学は何のために』『西田幾多郎先生の追憶』など多数。

著:西谷 啓治(ニシタニ ケイジ)

1900~1990年。哲学者(京都学派)。京都大学名誉教授。京都帝国大学文学部哲学科。文化功労者。専門は宗教哲学。
著書に、『根源的主体性の哲学』『世界観と国家観』『神と絶対無』『アリストテレス論攷』『ロシアの虚無主義』『ニヒリズム』 『宗教と政治と文化』『現代社会の諸問題と宗教』 『宗教論集』『宗教と文化』 『随想集 風のこころ』『仏教について』 『西田幾多郎 その人と思想』『禅の立場 宗教論集II』『西谷啓治著作集』(全26巻)『寒山詩』『正法眼蔵講話』(全4巻)『宗教と非宗教の間』『随想集 青天白雲』『神秘思想史 信州講演』などがある。

著:下村 寅太郎(シモムラ トラタロウ)

1902~1995年。哲学者・科学史家。東京教育大学教授。京都帝国大学文学部哲学科卒。
著書に、『ライプニッツ』『自然哲学』『科学史の哲学』『無限論の形成と構造』『西田哲学』『若き西田幾多郎先生「善の研究」の成立前後』『科学以前』『精神史の一隅』『レオナルド・ダ・ヴィンチ』『ヨーロッパ遍歴 聖堂・画廊・広場』『西田幾多郎 人と思想』『アッシシの聖フランシス』『ルネッサンスの芸術家 精神史的研究』『遭逢の人』『精神史の森の中で 研究ノートより』『モナ・リザ論考』『スウェーデン女王クリスチナ バロック精神史の一肖像』『ルネッサンス的人間像 ウルビーノの宮廷をめぐって』『レオナルド 遠景と近景』『西東心景 雁のたより1』『わが書架 雁のたより2』『明治の日本人 雁のたより3』『東郷平八郎』『精神史の中の芸術家』『煙霞帖』『ブルクハルトの世界 美術史家・文化史家・歴史哲学者』などがある。

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