イタリアのヒューマニズム(名著翻訳叢書)

創文社オンデマンド叢書
イタリアノヒューマニズム(メイチョホンヤクソウショ)
  • 電子のみ
イタリアのヒューマニズム(名著翻訳叢書)
自分メモ
気になった本やコミックの情報を自分に送れます

内容紹介

© 

+ もっとみる

目次

  • 序論
  • ヒューマニズムと哲学 新しい言語文献学の必要 ヒューマニズムと歴史 ヒューマニズムとプラトニズム ヒューマニズムの起源  ヒューマニズムと古典的古代
  • 第一章 ヒューマニズムの起源 フランチェスコ・ペトラルカからコルッチオ・サルターティへ
  • 人間の文学と市民生活 内面生活の分析 自然科学にたいする攻撃 コルッチオ・サルターティ コルッチオ・サルターティにおける意志の優位 法と医学
  • 第二章 市民生活
  • サルターティ学派とベルナルディーノ・ダ・シエナ レオナルド・ブルーニ ポッジオ・ブラッチョリーニと地上の富の価値  情熱の世界と快楽の価値 ヴァッラと道徳科学 ジャンノッツオ・マネッティと人間の尊厳性の問題の始めての提出 レオン・バッティスタ・アルベルティ マッテオ・パルミエーリとプラトニズムへの移行  ポリツィアーノとバルバロの言語文献学、修辞学 ガラテオとポンターノ 教育学に関する補足
  • 第三章 プラトニズムと人間の価値
  • 「自由」の危機とリヌッチーニの「自由論」対話 ビザンチン学者の影響とプラトンの伝統 クリストフォロ・ランディーノにおける活動生活と冥想生活との関係問題 マルスィリオ・フィチーノと「博識なる敬虔」の観念 プラトン神学 ピコ・デッラ・ミランドラと反修辞学論争 人間 哲学的平和 反占星学論争 プラトン的護教論の補足
  • 第四章 プラトニズムと愛の哲学
  • フランチェスコ・カッターニ・ダ・ディアッチェートとフィチーノの正統 甘美 愛の形而上学 愛情論の流行 プラトンとアリストテレスの融合 ジャン・フランチェスコ・ピコの懐疑主義
  • 第五章 アリストテリスムと霊魂の問題
  • ピエトロ・ポムポナッツィ 霊魂不滅論論争 ヤコポ・ザバレッラ アリストテリスムにおける宗教の問題
  • 第六章 論理学、修辞学、詩学
  • 論理学と方法論の問題 ザバレッラとパドヴァ論争 論理学と修辞学、マリオ・ニゾリオ 修辞学と「市民的会話」 言語の問題 詩学 ジロラモ・フラカストロの「ナウゲリウス」
  • 第七章 道徳の探求
  • 道徳性と「市民の暮らしぶり」 人間の「研鑚」 アリストテレスの影響と「ニコマコス倫理学」への註解 活動生活の冥想生活  歴史と政治生活
  • 第八章 自然探究
  • レオナルド・ダ・ヴィンチ ジロラモ・カルダーノ ジロラモ・フラカストロとデッラ・ポルタ アンドレア・チェザルピーノ ベルナルディーノ・テレジオ 光の形而上学
  • 第九章 ジョルダーノ・ブルーノからトマーゾ・カムパネッラへ
  • ルネサンスと宗教改革 ブルーノにおける宗教と哲学 ブルーノの宇宙概念 「冥想」 道徳の改革 英雄的情熱 トマーゾ・カムパネッラにおける新しい問題 「学ぶこと知ることは…何らかの死である」
  • 結語 原注 献註 あとがき――解説にかえて

製品情報

製品名 イタリアのヒューマニズム(名著翻訳叢書)
著者名 著:エウジェニオ・ガレン 訳:清水 純一

著者紹介

著:エウジェニオ・ガレン(エウジェニオ・ガレン)

1909~2004年。。イタリアの哲学者、ルネサンス期の歴史研究家。フィレンツェ大学に学ぶ。専門は、ルネッサンス文化史。

訳:清水 純一(シミズ ジュンイチ)

清水 純一(しみず じゅんいち)
1924~1988年。イタリア文学者。京都大学名誉教授。京都大学文学部哲学科卒、同大学院修了。専攻はイタリア・ルネサンス期文化(ルネサンス文学・哲学史)。
著書に、「ジョルダーノ・ブルーノの研究」「ルネサンスの偉大と頽廃 ブルーノの生涯と思想」など、訳書に、エウジェニオ・ガレン「イタリアのヒューマニズム」「改訂版 無限、宇宙および諸世界について」フェデリコ・シャボー「ヨーロッパの意味 西欧世界像の歴史的探究」エウジェニオ・ガレン「イタリア・ルネサンスにおける市民生活と科学・魔術」(共訳)「世界の名著 続6 ヴィーコ〈新しい学〉」(共訳)「レオナルド・ダ・ヴィンチの解剖図」ケネス・キール、カルロ・ペドレッティ編(共訳)「カスティリオーネ 宮廷人」(共訳)などがある。

オンライン書店で見る