善とは、人はどう行動すべきかを示すのが倫理である。宗教は権威を失い、道徳が廃れている現代社会で、新たな倫理を模索するために。 【目次より】 新しい倫理のために 序にかえて 道徳の危機 道徳の本質 道徳と宗教 自由とは何か 政治と倫理 世界政府の倫理 政治的ニヒリズムの克服 無神論的宗教と背徳の倫理 「家」の問題 家族国家観と社会意識 あとがき
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これがニーチェだ
永井 均
維新ぎらい
大石 あきこ
楽しい政治 「つくられた歴史」と「つくる現場」から現代を知る
小森 真樹
社会学および経済学の「価値自由」の意味
ウェーバー、マックス,松代 和郎
プライド2 捜査手法
濱 嘉之
従属の代償 日米軍事一体化の真実
布施 祐仁
現代アメリカ外交序説 ウッドロー・ウィルソンと国際秩序
進藤 榮一
「社会」の底には何があるか 底の抜けた国で〈私〉を生きるために
菊谷 和宏
人間を見る経験
久山 康
自民党と裏金 捜査秘話
村山 治
近代のジレンマ(フォルミカ選書)
クリストファー・ドーソン,前川 貞次郎
神学的・宗教哲学的論集I
武藤 一雄
1917~1989年。倫理学者、評論家。筑波大学名誉教授。京都帝国大学文学部哲学科卒業。著書に、『新しき人間像』『時代区分の成立根拠』『これからの倫理』『実存倫理の歴史的境位』『神人と人神』『新しい倫理のために』『道徳教育をめぐって』『ソビエトの今日と明日 私の旅行体験から』『花に思想があるか』『整風下の中共探検記』『時代区分の成立根拠・実存倫理』(大橋良介編)などがある。