近代日本経済史(現代経済学選書) パックス・ブリタニカのなかの日本的市場経済

創文社オンデマンド叢書
キンダイニホンケイザイシゲンダイケイザイガクセンショパックスブリタニカノナカノニホンテキシジョウケイザイ
  • 電子のみ
近代日本経済史(現代経済学選書) パックス・ブリタニカのなかの日本的市場経済
自分メモ
気になった本やコミックの情報を自分に送れます

内容紹介

© 

+ もっとみる

目次

  • 第I部 「開放体系」への移行 1859-90年
  • 1 19世紀前半の日本経済 開港に際しての初期条件
  • 2 開港と「価格革命」 外からの衝撃
  • 3 近代国家の形成 多重国家体制から単一国家体制へ
  • 4 工業化のための制度的枠組の形成 経済共通基盤の整備
  • 5 近代経済発展の始動 在来部門の成長と再編成
  • 第II部 工業化の始動と展開 1891-1913年
  • 1 パックス・ブリタニカへの参入 日本の対内・対外経済政策
  • 2 近代工業の発展 二つのリーディング・セクター,紡績業と造船業
  • 3 工業化を支えたもの 貿易と技術移転
  • 4 工業化の担い手 企業家・技術者・労働者
  • 5 工業化と小規模家族農業 農業部門と非農業部門の関係
  • 第III部 戦争景気から「慢性的不況」へ 1914-31年
  • 1 動揺する世界政治・経済秩序と日本経済 第一次世界大戦から世界恐慌へ
  • 2 工業化の新しい局面 動力革命と重化学工業化
  • 3 金融再編成と産業合理化 大企業体制の成立
  • 4 農業の停滞と不均衡成長 二重構造
  • 5 都市化の進展と大衆社会化への動き 都市の変貌と生活様式の変化
  • IV部 戦争と統制経済の展開 1932-45年
  • 1 国際金本位制の終焉 パックス・ブリタニカの解体と日本の孤立化
  • 2 管理通貨体制下での景気転換 経済成長のメカニズム
  • 3 15年戦争の開始と重化学工業化の進展 産業構造の変化
  • 4 統制経済の展開 市場経済の変容
  • 5 戦争拡大と日本経済の破局 太平洋戦争から敗戦へ
  • 参考文献
  • あとがき
  • 年表
  • 索引

製品情報

製品名 近代日本経済史(現代経済学選書) パックス・ブリタニカのなかの日本的市場経済
著者名 著:新保 博

著者紹介

著:新保 博(シンボ ヒロシ)

1923~2002年。経済史学者。神戸大学名誉教授。慶應義塾大学経済学部経済学科卒業。経済学博士(神戸大学)。専門は、数量経済史を専門とした。
著書に、『封建的小農民の分解過程 近世西摂津菜種作地帯を中心に』『日本近代信用制度成立史論』『近世の物価と経済発展 前工業化社会への数量的接近』『寛政のビジネス・エリート 大阪商人・草間直方にみる江戸時代人の経営感覚』『近代日本経済史 パックス・ブリタニカのなかの日本的市場経済』『数量経済史入門 日本の前工業化社会』(共著)『日本経済の発展 近世から近代へ(数量経済史論集)』(共編)『近代移行期の日本経済 幕末から明治へ』(共編)『日本経済史 2 近代成長の胎動』(共編)など、
訳書に、J.R.ヒックス『経済史の理論』ジョン・W.ホール,マリウス・B.ジャンセン編『徳川社会と近代化』(共監訳)ミシェル&ヘンリック・シュミーゲロウ『日本の教訓 戦略的プラグマティズムの成功』(共監訳)などがある。

オンライン書店で見る