東洋法制史研究

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東洋法制史研究
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内容紹介

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目次

序 廣池千太郎
東洋法制史序論 東洋於ける法律と云ふ語の意義の研究
序 穂積陳重 戸水寛人
緒言 凡例
第一章 序説
第二章 中国に於ける法律と云ふ語の意義
第三章 中国に於ける法律と云ふ語の意義と中国に於ける善の根本実質
第四章 中正、平均が天道に一致すと云ふ観念の結果によりて、法律は直に天道に一致すとの観念を生ぜし事を論ず
第五章 法律は天道に一致するものなりとの観念より、聖人の命令并に其制定せる法律は直に其理想的法律として認めらるるに至りし事を論ず
第六章 中国に於て聖人の命令并に其制定せる法律が中国の理想的法律として用ゐらるる結果、普通凡庸の主権者の命令并に其制定せる法律が亦之に準ぜらるるに至りし事を論ず
第七章 中国に於て人為法律の闕点を救済する方法
第八章(上) 中国に於ける法律と云ふ語の固有の意義なる中正、平均と一致する各種の思想
第八章(下)中国に於ける法律と云ふ語の固有の意義なる中正、平均と一致する各種の思想に淵源せる政治上法律上の各種の現象
第九章 日本に於ける法律と云ふ語の意義
第十章 結論


中国古代親族法の研究
緒言
第一章 親族と云ふ文字の意義
第二章 親族関係の発生及び消滅
第三章 親族の範囲
第四章 親等制度
第五章 親族関係の効果
第六章 家
第七章 宗族
第八章 姓氏

中国喪服制度の研究[中国親族法外篇]
緒言
第一章 喪服制度の起原
第二章 喪服制度の沿革
第三章 喪服制度の立法上の基礎
第四章 喪服制度の形式
第五章 喪服著除の順序
第六章 喪服制度の運用
第七章 著服の効果
第八章 著服制度は法律上の人格を定むる標準なる事を論ず

韓国親族法に於ける親等制度の研究
自序
第一 親等の意義
第二 中国法に於ける親等制度の概要并に日本に於ける其概要
第三 韓国の親等制度の他の東洋諸国のそれと異なる要点
第四 韓国親族法にては親族の名称を呼ぶに其固有の親族名を以てするものと親等制度の寸数にて呼ぶものと二種ある事を論ず
第五 韓国親等制度に於ける親等計算法の形式
第六 韓国親等計算法の淵源
第七 韓国親等制度の実質上の特色
第八 韓国親等制度の法律上の効果
第九 韓国親族法に於ける行列の制度
第十 結論

解題 内田智雄

製品情報

製品名 東洋法制史研究
著者名 著:廣池 千九郎 その他:内田 智雄

著者紹介

著:廣池 千九郎(ヒロイケ チクロウ)

1866~1938年。法学者、歴史学者、教育者、宗教家。中津市学校(慶應義塾の関連校)卒業。法学博士(東京帝国大学)。神宮皇學館教授。モラロジー(道徳科学)の提唱者。
著書に、『新編小学修身用書』『小学歴史歌』『中津歴史』『史学普及雑誌』『日本史学新説』『皇室野史』『史学俗説弁』『新説日本史談』『京名所写真図絵』『歴史美術名勝古跡京都案内記』『古事類苑』(共編)『在原業平』『高等女学読本』『女流文学叢書』(共編)『高等女学読本参考書』『支那文典』『東洋法制史序論』『てにをは廃止論』『日本文法てにをはの研究』『伊勢神宮』『韓国親族法親等制度の研究』『応用支那文典』『我国体の精華』『東洋法制史本論』『神社崇敬と宗教』『伊勢神宮と我国体』『日本憲法淵源論』『富豪 資本家 会社商店の経営者 重役高級職員各位並に官憲に稟告』『孝道の科学的研究』『新科学モラロヂー及び最高道徳の特質』『道徳科学の論文 正増補第二版』などがある。

その他:内田 智雄(ウチダ トモオ)

1905~1989年。中国思想史学者。同志社大学文学部卒業。法学博士。同志社大学名誉教授。専門は中国の制度史・法制史。
著書に、『中国農村の家族と信仰』『中国農村の分家制度』など。
訳書に、『中国古代の祭礼と歌謡』『中国歴代刑法志 訳注』『定本明律国字解 律例対照』『続 中国歴代刑法志 訳注』など。

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