人間学 その歴史と射程

創文社オンデマンド叢書
ニンゲンガク ソノレキシトシャテイ
著・編:金子 晴勇
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人間学 その歴史と射程
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内容紹介

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目次

  • 目次
  • 0 人間学とはいかなる学問か
  • 第 I 部 人間学の歴史的展開
  • 1 ギリシア哲学の人間観
  • 1.1 古代ギリシアの人間観の素地
  • 1.2 ソクラテス
  • 1.3 プラトン
  • 1.4 アリストテレス
  • 1.5 結びにかえて
  • 2 聖書の人間観
  • 2.1 人間についての聖書の語り方
  • 2.2 人間の条件
  • 2.3 契約団体と預言者
  • 2.4 愛と自由
  • 3 中世における人間観
  • 3.1 アレクサンドリアのフィロン
  • 3.2 初級キリスト教の人間論
  • 3.3 中世初期の人間論
  • 3.4 スコラ哲学の人間論
  • 4 近代ヒューマニズムの人間観
  • 4.1 ヒューマニズムとはなにか
  • 4.2 フマニタスの理念と理想的人間像
  • 4.3 ヒューマニズムの人間観
  • 4.4 具体的人間への志向
  • 4.5 人間観の変容
  • 5 啓蒙主義の人間学
  • 5.1 デカルト
  • 5.2 ヴィーコ
  • 5.3 ディドロ
  • 5.4 カント
  • 6 ドイツ観念論,その完成と解体における人間学
  • 6.1 ヘーゲルの人間学
  • 6.2 フォイエルバッハの人間学
  • 6.3 マルクスによる〈関係としての人間〉論の再構築
  • 7 実存哲学の人間学
  • 7.1 キルケゴールの単独者的人間学
  • 7.2 ブーバーの対話的人間学
  • 7.3 まとめ
  • 8 現代における哲学的人間学の成立
  • 8.1 近代主観性の哲学と実存哲学
  • 8.2 シェーラーの間主観性の現象学
  • 8.3 『宇宙における人間の地位』の人間学的特徴
  • 8.4 プレスナーの哲学的人間学
  • 8.5 ゲーレンの人間学
  • 8.6 現象学的人間学の意義
  • 第 II 部 人間学の体系的展開
  • 1 人間と文化
  • 1.1 人間と文化との一般的関連
  • 1.2 人間の「話す」行為と文化
  • 1.3 人間の「作る」行為と文化
  • 1.4 人間の「行なう」実践行為と文化
  • 2 人間と言語
  • 2.1 人間と言語
  • 2.2 音と声
  • 2.3 叫びと声
  • 2.4 結論
  • 3 現代心身論
  • 3.1 デカルトの心身問題
  • 3.2 スピノザの心身平行論
  • 3.3 ライプニッツによる心身の予定調和論
  • 3.4 現代生命論
  • 3.4 現代生命論における心身関係
  • 4 人間と宗教:仏教
  • 4.1 仏教と人間学
  • 4.2 ブッダの悟り
  • 4.3 親鸞の立場
  • 4.4 二種深信について
  • 4.5 唯識思想について
  • 4.6 末那識の発見
  • 5 人間と宗教:キリスト教
  • 5.1 宗教と人間学
  • 5.2 キリスト教人間学
  • 5.3 人間と神
  • 6 人間と政治
  • 6.1 現在の政治状況と人間
  • 6.2 自由主義と共同体論との論争
  • 6.3 アーレントの価値ヒエラルキー転倒論
  • 6.4 むすび
  • 7 人間と歴史
  • 7.1 人間と歴史の相互関係
  • 7.2 歴史と科学
  • 7.3 歴史と物語
  • 7.4 歴史のパースペクティヴ理論
  • 7.5 歴史的理解の可能性
  • 7.6 おわりに
  • あとがき

製品情報

製品名 人間学 その歴史と射程
著者名 著・編:金子 晴勇

著者紹介

著・編:金子 晴勇(カネコ ハルオ)

1932年生まれ。倫理学者。聖学院大学客員教授。京都大学文学部卒。同大学院博士課程中退。文学博士。専攻は、キリスト教思想史専攻。
著書に、『ルターの人間学』(学士院賞)『対話的思考』『宗教改革の精神 ルターとエラスムスとの対決』『アウグスティヌスの人間学』『恥と良心』『ルターとその時代』『対話の構造』『近代自由思想の源流』『キリスト教倫理入門』『倫理学講義』『愛の秩序』『聖なるものの現象学 宗教現象学入門』『マックス・シェーラーの人間学』『ヨーロッパの思想文化』『人間学から見た霊性』『宗教改革者たちの信仰』『霊性の証言 ヨーロッパのプネウマ物語』『ヨーロッパ思想史 理性と信仰のダイナミズム』など、
訳書に、C.F.v.ヴァイツゼカー『科学の射程』(共訳)マルティン・ルター『生と死について 詩篇90篇講解』C.N. コックレン『キリスト教と古典文化 アウグストゥスからアウグスティヌスに至る思想と活動の研究』エラスムス『対話集』など多数。

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