近代社会の経済理論

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近代社会の経済理論
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内容紹介

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目次

  • はしがき
  • 序論 近代国民経済
  • A.理想型としての近代国民経済
  • B.現実の近代国民経済 主としての日本の場合
  • C.本書の梗概
  • 第1部 経済のミクロ的合理性
  • 1.生産技術
  • A.生産の樹木図
  • B.生産関数
  • C.生産工程の連結
  • D.代替的な生産技術
  • E.総生産関数
  • 2.技術の選択
  • A.異なる技術の併用
  • B.生産計画の実行可能性と効率性
  • C.利潤の条件付極大
  • D.総額崇拝の誤謬
  • 3.利潤の分配
  • A.分配とイデオロギー
  • B.合理的価値帰属
  • C.合理性の双対性
  • D.イデオロギー的利潤分配の非合理性
  • 4.計画の変更
  • A.企業者活動の相対性
  • B.与件変動の効果(特殊な場合)
  • C.与件変動の効果(標準的な場合)
  • D.「要素集約性」と「要素の重要性」
  • E.ストルパー・サミュエルソンの定理とリブチンスキーの定理の拡張
  • 5.家計の行動
  • A.家計の独立性
  • B.伝統的需要理論
  • C.代用効果と所得効果
  • D.簡単な貨幣需要モデル
  • E.消費、収入、貨幣保有の同時決定
  • F.点数切符制度
  • G.闇市場のある場合
  • 第2部 市場機構と計画
  • 6.伸縮価格経済
  • A.価格決定の二方式
  • B.競売買過程とザラバ過程
  • C.価格調整方程式と基準財
  • D.均衡価格の存在
  • E.価格形成過程の分析
  • 7.固定価格経済
  • A.ケインズ登場
  • B.賃金の下方硬直性
  • C.ワルラスの法則の一般化
  • D.ケインズ庶子の失業論
  • E.有効需要の原理
  • 8.分権的計画経済
  • A.資本財および労働の最適配置
  • B.ワルラス過程とケインズ・レオンティエフ過程
  • C.分権的計画過程としての長期ケインズ・レオンティエフ過程
  • D.価格公定の法則
  • 第3部 国家による経済制御
  • 9.財政と完全雇用
  • A.政府の経済行為
  • B.支出乗数の理論
  • C.財政支出の効率化
  • D.減税の乗数効果
  • E.増税の触媒効果
  • F.完全雇用乗数
  • 10.二重構造と失業
  • A.日本の潜在的失業
  • B.農業を含んだケインズ型経済
  • C.ケインズ政策と潜在的失業

製品情報

製品名 近代社会の経済理論
著者名 著:森嶋 通夫

著者紹介

著:森嶋 通夫(モリシマ ミチオ)

1923~2004年。日本の経済学者。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス名誉教授、同校サー・ジョン・ヒックス教授、大阪大学名誉教授。京都帝国大学経済学部卒業、京都大学大学院特別研究生第一期修了。
著書に、『動學的經濟理論』『資本主義経済の変動理論』『産業連関と経済変動』『産業連關論入門』『マルクスの経済学』(高須賀義博訳)『近代社会の経済理論』『ワルラスの経済学』(西村和雄訳)『無資源国の経済学 新しい経済学入門』『なぜ日本は「成功」したか? 先進技術と日本的心情』『サッチャー時代のイギリス』『リカードの経済学』(高増明・堂目卓生・吉田雅明訳,)『政治家の条件 イギリス、EC、日本』『思想としての近代経済学』『新しい一般均衡理論』(安冨歩訳)『日本の選択』『なぜ日本は没落するか』『日本にできることは何か 東アジア共同体を提案する』『なぜ日本は行き詰まったか』など、英語での著書も多い。

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