中世初期の普遍問題

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中世初期の普遍問題
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内容紹介

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目次

  • 序文
  • 初期スコラ哲学におけるアリストテレス的実念論
  • 一 ポルフュリオスの問いにたいするボエティウスの註解
  • 二 初期スコラ哲学における展開の始源
  • 三 バスのアデルハルドゥスの教説
  • 四 モルターニュのワルターの「状態」(status)説
  • 五 もう一つの「状態」説
  • 六 「無差別」説
  • 七 ソワッソンのガウスレヌスの「総体」説
  • 八 ギルベルトゥス・ポレタヌスの教説
  • 初期スコラ哲学における唯名論
  • 一 序論
  • 二 十一世紀以前の唯名論
  • 三 唯名論の起源
  • 四 ロスケリヌスの唯名論
  • 五 ロスケリヌスにおける「部分」の概念
  • 六 アベラルドゥスの唯名論
  • 七 結語
  • 補遺 アベラルドゥス宛てロスケリヌス書簡
  • 解説
  • 索引

製品情報

製品名 中世初期の普遍問題
著者名 著:ヨゼフ・ライネルス 訳:稲垣 良典

著者紹介

著:ヨゼフ・ライネルス(ヨゼフ・ライネルス)

1874~1945年。ドイツ出身のカトリック教会神言修道会司祭。ボン大学哲学博士。1909年に来日、南山学園の基礎を築いた。

訳:稲垣 良典(イナガキ リョウスケ)

1928年生まれ。東京大学文学部卒業。アメリカ・カトリック大学大学院哲学研究科にてPh.D.を取得。文学博士(東京大学)。九州大学名誉教授。専門は中世スコラ哲学。『神学大全』翻訳で第67回毎日出版文化賞、『トマス・アクィナスの神学』および『トマス・アクィナス 「存在」の形而上学』で第27回和辻哲郎文化賞をそれぞれ受賞。

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